【経営の話】たくさんの失敗と小さな成功を繰り返すと自信が育つと分かりました#335
皆様、こんにちは。
佐伯です。
今日の富山県は大雨と落雷警報が出ていましたので農福連携によるバタフライピーの収穫はお休みです。
空いた時間にB型作業所のスタッフさんと収穫したバタフライピーの乾燥機までの待ち時間にカビが生えないようにするにはどうするべきかという問題について対応していました。
よくよく考えてみるとこの事業がスタートした9月は結構な過酷な環境なんですよね。
高温多湿で雑草と虫の活性化する時期です。
また、湿度はカビをもたらします。
何より暑く、日差しも刺すように強いので入所者さんやスタッフさん、私にとっては慣れるまで外作業が非常に大変です。
作業自体は楽しいのですが暑さですね。
暑さについては今のところ十分に気を付けているので特に問題は起きていません。
ですが気付いたことですが
「もう少しやれる!」
と感じているときは休みどきですね。
「もう少しやれる」は「もう少しで限界」と読み替えても差し支えないと思います。
集中しているとハイになっているので疲れを感じませんが、気を抜くと立ち上がるのもキツくなります。
案外、「もう少しやれる」でこまめに休憩を入れた方がトータルで質の良い仕事ができると知りました。
これも何度か調整と失敗を繰り返して気付いた小さな成功です。
また、草刈りについても同じことが言えました。
「草が気になる」→「入所者さんが転んだら怪我する」→「とりあえず除草しよう」
という感じで、初めの1週間は鎌を持って手作業で除草していました。
ですが、除草するスピードどより雑草が生えるスピードの方が早いですし、実験期間とは言えバスケットコード2面分もある畑なので入所者さん達もあちこち動き回ります。
結論、手作業ではまにあわないですしかなりの重労働でした。
そこで、中古のエンジン式の草刈機を購入して作業してみました。
最初はエンジン式で刃も鋭利で怖いなと感じていましたが、理詰めで考えるとこの選択肢がベストだと感じたので思い切って用意しました。
お店の方に隠さず「初めてエンジン式の草刈機を使うのですが、一緒に見てもらえませんか?」とお願いしたところ快く相談に乗ってくださりました。
「良い大人が草刈機も使えないのかよ」と思われたら恥ずかしいなと感じていましたが、結局それは自分自身の幻想で皆さん親切でした。
結果、大幅に作業効率が上がり1日でたくさんの面積を除草できるようになりました。
失敗とは違いますが、自分の中にある恐れは結局は自分で解決できることなんだと気付きました。
本当に怖いことは交通事故などの予想外の出来事です。
予想できることは大抵のことは対処可能と学びを得ました。
毎日、たくさんの失敗と小さな成功、学びを積み重ねております。
開業して1年以上経ちましたが、1年前の自分よりずっと今の自分の方が出来ることが増えたと感じます。
まずは挑戦することが大事なんだと本当に強く感じます。
それでは皆様、ご機嫌よう。
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