【経営の話】農福連携と意外な効用
皆様、こんにちは。
佐伯です。
今日の富山県は涼しいもののとても日差しが暑い日でした。
全然違う話ですが、草刈機がようやく直りました。
仕事で草刈りをする場合は予備の機械もあるといいとわかりました。
手作業はとても大変です(汗
さて、今日も元気にB型作業所の皆様と作業をしてまいりました。
すると意外なことが起きましたので皆様とも共有したいと思います。
それは農園の近隣の方などが話しかけてくれるようになりました!
農園の近くにはたくさんの水田があります。
するとそこの持ち主のお爺さんたちが耕運機?やユンボに乗って農道を頻繁に通行しています。
すると、私たちの活動が気になるお爺さんは耕運機やユンボのクラクションを鳴らして私を呼びます。
「あんたら何しとんがけ?」
富山弁ですが、標準語に直すと「皆さんは何をしているのですか?」です。
主語によく「あんた」と使いますが田舎なので特に他意はなく「あなた」と同じ意味です。
話を聞くと、お爺さんは長年農業をこの地域でしているとのことでした。
しかし私たちがこの辺では見たことない作物を育ているし、福祉施設の車も止まっていて気になったとのことでした。
そこで、農福連携事業について簡単に説明し実際にバタフライピーを見てもらいました。
「ほぉ、こんなんあるんけ」
標準語に直すと「へぇ、こんなものがあるのですね」です。
丁度、休憩時間になったので作業をしていた入所者さん達も集まってきて皆んなで元気良くお爺さんに挨拶をしました。
お爺さんは最初は驚いていましたが、熱心に仕事をして、礼儀正しい入所者さん達についてとても褒めてくれました。
最後は長年の農業経験からバタフライピーのような豆科の植物の育て方のコツを教えてもらいました。
そして私が今1番しなくてはならないのは除草だと笑いながらアドバイスをいただきました(笑
他にもサツマイモの収穫に来ていた方と知り合いになったり、お隣の入浴施設「天然温泉海王」様の店長さんが一生懸命働く入所者さん達を見て、地域活性化をしてくれてありがとうと飲み物の差し入れを頂いたりしました。
夢のような話ですが事実です。
そして皆さん初対面です。
小さなコミュニケーションですが、確実にコミュニティの輪が広がりました。
人は一生懸命、そして楽しそうに働く人を応援したくなるのでしょうか?
私も答えは分かりません。
ですが、経験として一生懸命に楽しく働くと人が集まってくるという事がわかりました。
これがきっとコミュニティの種になるのかと思います。
偶然の気付きでした。
狙って得たものでも無いですし全国で地域活性化に尽力されている方々の参考になればと思い記しました。
それでは皆様、ご機嫌様。
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