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【経営の話】私の欲しい情報は私が集める。受け身の情報は混乱の原因!#215

皆様、おはようございます。
佐伯です。

さて、今回はタイトルにもあるとおり、情報の取捨選択についてお話ししたいと思います。

情報というのは生鮮食品のようなものでした、品質や調理方法で全く別物のように変貌します。

例えていうならニンジン。

カレーに入れれば野菜として食べますし、すりおろしてケーキに入れるとお菓子になります。
また、採れたての新鮮な物なら野菜スティックにして食べると最高に美味しいです。

情報も同様で鮮度、調理方法で随分と味が変わってきます。

そして厄介なことに全ての情報が清潔で安全な物とは限りません。
中には故意に捻じ曲げた毒キノコも混ざっています。

という訳で事業をしていく中で、または生活していく中で欠かせない「情報」、今回は私なりの取捨選択についてお話ししたいと思います。


①まずは全体をさらっと確認

まずは今何が起きているかの確認です。
おすすめなのは日経新聞のスマホアプリです。
細かく読む必要はないですが、ヘッドラインだけを見る分には十分過ぎるほど優秀です。

次に私の場合は、業界情報です。
食品、EC、流通、この辺りは必ず目を通します。
確認するのは先ほどご紹介したECや流通は日経新聞のアプリでヘッドラインを確認し、食品は「FOOCOM.NET」と言う科学的根拠に基づく消費者団体のHPで確認します。

個人的な意見ですが、日経新聞はどうしても会社としての方針があるのかバイアスが掛かっていることがあります。

あと、一度購読して分かったのですが記名記事以外はそんなに得るものはありません。
というか、明らかに間違っている内容の物も混ざっています。

やはり、新聞であろうがネット記事であろうが誰が書いたのかと言うのが本当に重要だと思います。

ちなみにテレビは見ません。
理由は簡単。情報量が多すぎて私の中で処理し切れないからです。
ましてや専門家でもないタレントさんの意見は正直聞いていて混乱するので見ないようにしてます。
私はこれを受け身の情報と考えます。

情報収集は能動的であればあるほど効果的です。
これも情報の取捨選択かと思います。

ここで大事なのは自分がどれだけ一度に情報を処理できるのか、得た情報を自分で考えて自分の答えを持つことができるのか、こう言った視点が大事だと考えます。

②さて深掘りしよう!

これについては答えは1つです。
一次情報、つまり各省庁、プレス発表した企業のHPで確認します。

私は仕事柄、農林水産省のHPをよく確認します。
きちんと審議会の議事録なども残っており下手な新聞よりずっと分かり易いです。

ただし、総合的が計画の基本構想などは結構入り組んでいるのでこれは読み解くのに時間がかかります。

ですが、掛けた時間分のリターンがあるのでここはしっかりと時間を掛けて読み込みます。

1次情報の良い点は発信者のバイアスが掛かっていないことです。
つまり伝えたい人が伝えたいとおり発信していることです。

他者が介在すると必ず情報は変質します。

皆様も子供の頃に遊んだと思いますが、伝言ゲームです。

最初の内容と最後の内容が随分違っていることがありませんでしたか?
子供の頃の遊びというのは実は真理をついた本質的な物なのかもしれません。

③自分の意識外の情報はどうやって集める?

最後に自分の知識や理解の範囲外の情報をどう集めるかという問題です。
先ほどお話しした受け身の情報でこれをやってしまうと情報の奴隷になってしまいます。

テレビでこう言ってた

新聞にこう書いていた

事実と発信者の意見をごっちゃにして考える事を辞めた瞬間にこうなります。

でも、これは私たち個人の意見ではありません。
借り物の意見です。

全てを理解することは不可能なので、ここは素直に

分かりません。

でいいかと思います。
そして、調べる価値があるのであればあとで調べれば良いのです。


などと、少し話がそれましたが自分の守備範囲外の情報をどのように集めるかについて私の取っているアクションをお伝えします。

私は街づくりの専門家「木下斉」さんの情報を参考にさせてもらっています。

木下さんの発信する有料コンテンツを購入しています。
ここで大事なのは有料であることです。

情報はタダではありません。
価値があるからこそ有料であり優良なのです。

私も毎日、無料で記事を更新しています。
記事はしっかりと自分で考え優良な内容を発信していますが無料なのは私に知名度がないからです。

1年位は頑張って無料で記事を書き続けて私も時期を見て有料にしたいと考えています。

という感じに、有料でコンテンツを買うという意識を持つとグッと世界観が広がりますのでオススメです。

④まとめ

随分昔からネットリテラシー、情報リテラシーと言われていますが正直それほど浸透しているとは言い難いと思います。

圧倒的に発信される情報量の方が受け手の処理能力を上回っているからです。

そして広告ビジネスと毒にも薬にもならない心地いい情報の親和性が非常に高いので界隈では

で、なんなん?

という情報で溢れています。

限られた時間、情報収集なんてものに時間を掛けていては勿体無いです。
パパッと集めて消化して、自分の好きことに時間を掛けることがとても大事だと考えます。

それでは皆様、ご機嫌よう。

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