見出し画像

入社20年のベテランと新入社員が一緒に自己紹介!?相互理解促進のためのアトラスの取り組みとは

こんにちは!組織デザインチームの堀田です。

みなさんは普段、自己紹介をする機会はありますか?

私は初対面の人と話す機会があっても、名前を名乗る程度の自己紹介になってしまったり、話すとしてもせいぜい今の業務内容や趣味について簡単に話すぐらいになりがちです。
なので、例えば長年一緒に働いている人でも、意外と「その人が何を好きなのか」「どんな経歴があるのか」など、知らないことも多かったりします。
もちろん一緒にランチしたり、飲みに行ったりという機会があれば深く話すこともありますが、なかなか全員と等しくそういう機会を持つことって難しいですよね。

ですが、やっぱり一緒に働くうえで相手のことを深く知ることは大切ですし、何より他人の隠れた一面や、人となりを知れる機会って楽しいものだと思うんです!
そんな機会を作りたくて始めた「自己紹介の会」について、今日は書いていこうと思います。


自己紹介の会とは?

自己紹介の会は、その月に入社した新入社員に自己紹介をしてもらう会です。
…というだけであれば、よくある歓迎イベントだと思うのですが、アトラスではついでに(?)同じ部署の先輩社員にも自己紹介をしてもらっています!

組織デザインチームで企画しているので、大体私から「○月○日○時から、今月入社した○○さんの自己紹介の会を開催します!また、とある先輩メンバーにも自己紹介をしてもらうのでぜひ聞きに来てください!」という感じでお知らせします。

任意参加ではありますが、ほとんどのメンバーが参加してくれています。もちろんリモートでも参加可能です。

大体1回あたり新入社員1名と先輩社員2名の計3名に話してもらうことが多いですが、お願いする先輩社員は私の独断と偏見で決めています。入社数年の若手から入社20年を超えるベテランまで幅広く選抜しています(笑)

会の流れ

自己紹介に際しては事前に作成してもらったスライドを投影しながら1人あたり10分程度で話してもらいます。

内容については「人となりが分かるような内容ならなんでも可」としていますが、趣味、経歴、性格あたりの話が多い印象です。
特にベテランメンバーの経歴の話を聞くと「昔そんなことしてたんだ!?」となることがしばしばあり、盛り上がるポイントの一つです(笑)。

発表後は質問タイムにして、参加者が気になったことを深掘りしてもらい、区切りがついたら次の人の番、という流れで進めます。

工夫している点

新入社員と先輩社員を混ぜ込む

先ほどから書いているとおりですが、新入社員と先輩社員を一緒くたにして自己紹介してもらおう!というのがこの企画の肝です。
これには大きく2つの効果があると思っています。

1つ目は、今さら聞きづらいベテランメンバーのプロフィールを知れることです。
例えば入社したばかりのメンバーであれば、その人のことは等しく誰も知らないので、会話の中でその人のプロフィール(例えば出身地など)について質問することは、誰でも気軽にできると思います。

ただ、先輩社員、とりわけ社歴の長いベテランメンバーだと、自分がその人のことをよく知らなくても「もしかしたらこれってみんなは当たり前に知っている周知の事実かも…」と思ってなんとなく聞きづらかったり、ついつい知っているかのように振る舞ってしまうことってありませんか?私は、あります(笑)。

そういう感じで過ごしていると「この人ってどうやらこういう趣味があるみたい」とか「こういうエピソードがあるっぽい」みたいななんとなくのことは分かるものの、はっきりしたことはよく分からないという中途半端な理解になりがちです。
そこで、改めてこういう機会があることで、今さら聞きづらかったことを直接知ることができます。

2つ目は、一方的な新人挨拶イベントにならずに済むことです。
これは私がやや考えすぎかもしれないのですが、新入社員だけの自己紹介イベントだと、新入社員→自分のことを知ってもらう立場、先輩社員→新人について知る立場、という一方通行な構図になりがちです。新入社員と言えど、もう組織の一員ですから、なんとなくこの構図は新入社員と先輩社員の間に壁があるようで違和感がありました。
そこで先輩社員にも発表する側に入ってもらうことで、「“相互”理解を深める場」としての側面を強められたのではないかと思います。

発表者には出社してもらう

先ほど「リモートでも参加可」と書きましたが、基本的に発表者は出社してオフィスのセミナールーム(一番大きな会議室)で発表してもらっています。出社しているメンバーは現地で発表を聞けますし、リモート参加者向けにはGoogle Meetにセミナールームの様子を映すようにしています。

以前は完全リモートで開催していたのですが、参加者は基本的にみんなミュートにしているためリアクションが見えにくく、入社したばかりのメンバーからするとややハードルが高かったかなと思います。
対面要素を取り入れることで参加者のリアクションが見えやすいので疎外感を感じにくく、また、質問のハードルも下がるので、以前より質問タイムが盛り上がりやすくなったように感じます!

スライドは手抜き上等!

ここまではこの企画の良い面ばかり書いてきましたが、注意点もあります。

それは、発表者の準備が大変ということです。

新入社員はまだ本格的に業務が始まっていない場合も多いと思いますが、先輩社員は通常業務に加えて自己紹介用のスライドを準備しないといけないので、どうしても負担がかかってしまいます。
そのため、少しでも負担を減らせるように「スライドは凝らなくてOK!省エネで行きましょう!」と伝えています。

この手の企画は「いかに楽できるか」が継続のポイントだと思うので、協力してもらうメンバーの負担が少なくなるように気を付けています。

スライドにはコメント歓迎

発表後には口頭での質問タイムを設けていますが、参加者としては「わざわざ手を挙げて質問するほどじゃないけどちょっと聞いてみたい」「質問というよりちょっとした感想」みたいなことも多いと思います。

自己紹介用のスライドはGoogleスライドで作成しているので、Googleスライドのコメント機能を使って自由に書き込めるようにすることで、「ちょっとした質問や感想」を気軽に残せる場として役立っています。
「私も○○好きです!」みたいなコメントから、参加者側のメンバーの思わぬ一面を知れることもあり、面白いです!

コメントがついたスライドの様子

さいごに

アトラスに限った話ではないですが、テレワーク中心の働き方だと、「社内に会ったことない人が増えがち」という問題を抱えている会社も少なくないと思います。

以前書いた「テレワークを中心としたアトラスの働き方について」という記事でもコミュニケーション促進のための取り組みをご紹介しましたが、今日ご紹介した「自己紹介の会」もニューノーマルな働き方に合わせた取り組みとして役立つと思います。

もし同じような課題を持つ会社様でこの記事をご覧になっている方がいましたら、少しでも参考になれば嬉しいです!
個別に聞きたいことなどあれば、下記のカジュアル面談フォームからお気軽にご連絡ください(^^)

ここまでお読みいただきありがとうございました!


カジュアル面談、やってます!
「もっとアトラスについて知りたい」「実際に社員と話してみたい」という方のために、カジュアル面談申し込みフォームを設置しています。

就職・転職活動中の方はもちろん、それ以外にもアトラスについて話を聞いてみたいという方ならどなたでも大歓迎です!

例:
・就職・転職を考えていて、アトラスに興味を持ってくださった方
・転職は考えていないが、他の会社の話を聞いて今後のキャリアの参考にしたい方
・人事・採用・広報・ブランディング等の仕事をしていて意見交換したい方
など
※ただし、人材サービス等の営業はお断りしておりますので、何卒ご了承ください。

面談は組織デザインチームの堀田が担当いたします。

具体的に聞きたいことや話したいことがイメージできていなくても大丈夫です。お気軽にお申し込みください!


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?