アトラスのロゴをリニューアルしました
こんにちは。組織デザインチームの齋藤です。前回の投稿がちょうど1年前なので久々の投稿です。月日の経つのは早いですね。
そんなわけで組織デザインチームもこの4月で発足から3年目となったのですが……この4月、アトラスでも大きな変化がありました。すでにnote上のトップ画像やロゴが切り替わっているのでお気づきの方もいるかもしれませんが、そう、会社ロゴのリニューアルです!
ということで今回はロゴリニューアルに至った経緯や新ロゴに込めた想いなどを語っていきたいと思います。
ロゴリニューアルの背景
もともとのアトラスロゴ(画像の旧ロゴのほう)は、2012年の分社化の際に作られたもので、同時に作られたコーポレートメッセージである「Advance Scholarly Communications」を含んだものでした。
月日は流れ10年後の2022年、アトラスは今までのミッション・ビジョン・クレドを見直し、新たに「Atlas Style!」を制定しました。
このあたりの詳細はこちらに書いてあるので、興味ある方はご覧ください。
さて、新たに「Atlas Style!」を制定したわけですが、その内容はもともとのコーポレートメッセージである「Advance Scholarly Communications」(学術コミュニケーションを一歩先へ)から一歩踏み込み、「研究者が研究に専念できる世界へ」というビジョンへと変わりました。その時点で「ロゴをリニューアルしたほうが良いのでは?」という話はあがっていたのですが、一度にすべて変更するのは大変ということで、時間を置いて検討しようという結論になりました。
そんなこんなで1年が過ぎ、「Atlas Style!」も社内で違和感なく受け入れられ浸透しつつある中で、そろそろロゴもリニューアルしようか、という話になり、今回のリニューアルに至りました。
レッツ!ロゴリニューアル!
ということでロゴをリニューアルすることになり、弊社代表の高橋からも「任せる」と言われたので、まずはどうやるかを考えるところから始めました。アトラスには私も含め(※)デザイナーが3人いるので社内コンペにすることも考えたのですが、デザイナーの経験年数に差もあり、普段は異なるプロダクトを担当していて一緒にデザインする機会も少ないので、この機会を利用してチームでデザインすることにしました。
※私は組織デザインチーム所属なのですが、プロダクトUIや諸々のデザイン業務も兼務してます
チームでデザインすると言っても、モブプログラミングのように一人が後ろで指示してもう一人が手を動かすようなものではなく、まずはチームでワークを行ってメンバー間で共通認識を作り、それを元に各自手を動かしてロゴ案を作成し、持ち寄ったものを選りすぐってブラッシュアップする、というような形にしました。
ワークには組織デザインチームの堀田にもアイデアマンとして参加してもらい
配色や用途など基本要件の確認
作成するうえでの注意事項の確認
「アトラス」のイメージの言語化とキーワードの抽出
競合他社のロゴ分析
キーワードのイメージに合うようなロゴの調査
を実施し、メンバー内でのイメージの共有をしました。
ワークの内容についてここで詳しくは紹介しませんが、キーワードのイメージに合うようなロゴの調査をした際には、画像にあるようにNotionのギャラリービューを使ってロゴ画像を集めていきました。
イメージの共有の後にロゴの作成期間を設定し、それぞれ作ったロゴ案を持ち寄って確認と選考を行いました。その場には代表の高橋にも参加してもらい、ああでもないこうでもないと議論していくつかロゴを選び、そこからまたデザイナーが持ち帰ってブラッシュアップして再度集まり…ということを繰り返し、ロゴを3案にまで絞りました。
ここで本来ならば社員全員に見てもらい、改善点や感想をもらう予定だったのですが、「ここまで作ってブラッシュアップしたのだから、ここから意見もらって調整するよりも社員に最終投票してもらって決めてもらおう」という高橋の一言で社員に最終投票してもらうことになり、新ロゴ決定となりました。
新ロゴに込められた思い
そんなわけでデザインチームの様々なワークと議論と社員の最終投票を経て決まったロゴです。なかなか良いものが出来たのではないかと思います。
アトラスウェブサイトのお知らせにも掲載しましたが、ロゴにはいくつかの意味が含まれています。
まずひとつ目は、「支える」です。ギリシャ神話に登場する「アトラス」という神の名前が「支えるもの」を意味していることと、「研究者を支える」の意味を重ねて、Aの文字の左半分の緑色が研究者、それを支える右側の萌黄色の部分がアトラスを表しています。
一見するとアトラスが支える側に見えますが、実はほんの少しだけアトラス側も左に傾いていて、研究者とアトラスがお互い支え合う形になっています。
これはアトラスが支えることで研究者が安心して研究を続けられるように、ということと同時に、お互いに無くてはならない存在になれるようにという想いを込めています。
また、今回のリニューアルにあたり千歳緑という色を追加しました。Aの左側の部分です。
千歳緑は、「千年の後も変わらない緑」の意味をもつ縁起の良い色で、長寿や不変の象徴の色とされています。
もともとのコーポレートカラーである萌黄色は「春に芽吹いた新しい草木の色」であり、その色と合わせることで「春に芽吹いた新しい草木が大きく成長し、末永く続くよう」に、アトラスが大きく発展し末永く続くこと、そして研究者も長く安心して研究を続けられるように、という想いも込められています。これが2つ目の意味です。
他にも色々考慮して作られているのですが、一番知ってほしいのはこの2つなので今回ご紹介しました。
もともとのロゴに含まれていた「Advance Scholarly Communications」(学術コミュニケーションを一歩先へ)も、アトラスにとって大事な考えであり、忘れてはいけないことです。と同時に、ビジョンにあるとおり「研究者が研究に専念できる世界」を実現することが今は大きな目標であり、その実現のために研究者を支えて学術に貢献していくことをアトラスの存在意義としています。今回のロゴリニューアルにより、今のビジョンを体現するようなロゴになったかと思います。
さいごに
今回はロゴリニューアルについて紹介させてもらいました。
他の会社やサービスのロゴもそうだと思いますが、アトラスのロゴもたくさん想いが詰まってます。
今のアトラスは萌黄と千歳緑の中間くらいの成長過程くらいかなぁと思うところですが、これからも末永く多くの研究者を支えていけるように精進していきます。
みなさんも新生ロゴをひっさげたアトラスの今後とアトラスのnoteを末永く見守って貰えると嬉しいです
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