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自分たちのブランドイメージを考えてみた!「顧客視点探求ブラミ」のご紹介

こんにちは!アトラス 組織デザインチームの堀田です。

今回はアトラスのブランド活動、いわゆるインナーブランディングの取り組みについてご紹介します。
今回ご紹介する内容を3行でまとめると以下のとおりです。

  • 社内にはMVV(ミッション・ビジョン・バリュー:弊社ではAtlas Style!のこと)が浸透してきているものの、社外への浸透はあまり意識できていなかった

  • 顧客がアトラスにどのようなブランドイメージを抱いているのかを想像し、意見を出し合うグループワークを実施した

  • 実際のブランドイメージは顧客調査が必要なものの、自分たちがどう見られているかを考えていくきっかけになった

顧客の視点になって考える取り組みなので、名付けて「顧客視点探求ブラミ」※です!
※「ブラミ」とはブランド関連の社内企画イベントを総称した「ブランドミーティング」の略です。


取り組みの背景

アトラスは今から12年前の2012年にビジョン・ミッション・クレドを定め、それらを社内に浸透させるための「ブランド活動」を開始しました。
時にはメンバー同士でビジョンの意義を話し合ったり、時には一人ひとりがクレドを実践するためにはどうすればいいか考えたり、その時々で形を変えながらも継続してブランド活動に取り組み続けたおかげで、インナーブランディングとしては一定の成果が出ていると感じています。

一方で、せっかく社内で取り組んでいることが、ちゃんと社外に伝わっているのだろうか?という疑問もありました。
ブランドというのはそもそも、顧客をはじめとしたステークホルダーが持つイメージや、ステークホルダーとの関係性の上に成り立つものです。
自分たちがどれだけ想いをもって取り組んでいても、それが社外に伝わっていなければブランディングとして成功とは言えません。

アトラスというブランドをさらに成長させるためには、私たちの想いや取り組みを適切に社外に伝えるべき!そしてまずはその意識をみんなに持ってもらいたい!
それが今回の取り組みの一番の目的でした。

取り組み内容

部署や職種をシャッフルした5~6名ずつのチームで、アトラスが顧客からどんなブランドイメージを持たれているかを考えてもらいました。
具体的には、以下のVisionおよびPhilosophyは認知してもらえているのか?それらがアトラスの魅力に繋がっているのか?といったことを考えてもらいました。

Vision
研究者が研究に専念できる世界へ

Philosophy
・サービス = システム × サポート
・お客様はパートナー
・進化しつづけるサービス
・分かりやすく使いやすく親しみやすく

企業理念 – Atlas Style! –より引用

事前に伝えた注意点

このようなグループワークを企画するとき、企画側としてはこちらの意図とズレたワークにならないように細心の注意を払う必要があります。
そのため、ただ単に“やること”を伝えるのではなく、ワークの目的やこちらのイメージをなるべく解像度高く伝えることを大切にしています。
今回は事前に以下のことを伝えました。

  • 今回の目的は答えを出すことではなく、「顧客視点で考えてみる」ということ
    →実際のアトラスのブランドイメージは顧客調査をしてみないと分からない。正解を探すのではなく、顧客視点で考える意識をつけることが重要。

  • 担当業務によって見えるものは違うはずなので、それぞれの視点で話してもらえればOK
    →例えばお客様と直接やり取りをする営業と、そのような機会のないバックオフィスではそもそも持ってる情報量が違うが、どちらの視点も大事にする。

メンバーから出た意見(一部抜粋)

ここからは具体的に出てきた意見を一部ご紹介します。
ちなみに、話し合った内容は他のチームにも共有できるようにNotionに記録してもらい、いくつかのチームには全体で発表してもらう時間も設けました。

具体的な事例の話も出てくるので詳細はぼかしますが、このような形で記録を残しました

チームによってメンバー構成が様々だったので、チームごとの特色も出ていて興味深かったです!

  • アトラスのサービスはサポートの手厚さを評価していただくことも多いが、一方で「もっと気軽に問い合わせしていただいて良いのに…」ということもある。「サービス = システム × サポート」という姿勢をもっと伝えていく必要があると思った。

  • 新機能のリリースなども頻繁にしているので、事実として「進化しつづけるサービス」は実現できている。そして、多くのお客様から機能拡張の要望をいただけるのも、サービスの進化に期待してもらえている証拠だと思う。一方で、優先順位の問題でなかなか実現できていない要望もあるので、不満に感じている顧客もいるかもしれない。

  • 「研究者が研究に専念できる世界へ」というビジョンについては、Web会議の際にバーチャル背景として設定していると「いいですね」と共感していただけることが多い。逆に言えばビジョンは「言わないと伝わらない」ものなので、もっと私たちの想いとして伝えていったほうが良いと思った。

アトラスメンバーはWeb会議の際にこのようなバーチャル背景を使用しています
(撮影協力してくれた髙橋さんありがとうございました!)

今までは「自分たちがVisionやPhilosophyに沿った仕事をできているか」というところまでで話が止まりがちでしたが、今回は「それがお客様に伝わっているか」というところまで深められたのが良かったです。
全11チームに分かれてのグループワークでしたが、どのチームもこちらの意図を汲んだ話し合いをしてくれて感謝です!

さいごに

今回の「顧客視点探求ブラミ」は「顧客視点で考えてみる」ということが目的であり、その目的はある程度果たすことができました。
ただ、一方でやはり「実際にお客様がどう思っているか気になる」「定量的な調査も必要では?」という意見も出ました。

ブランドイメージを可視化するというのは簡単ではないと思いますが、せっかくブランド活動という形で会社全体で取り組んでいるので、より良い形で成果を測れるようにしたいですね。そんな気付きが得られた点でも、今回の取り組みをやって良かったです。

私もまだまだブランド浸透のための取り組みについて勉強中の身です。「こんな取り組みが良かったよ」などの知見をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください(^^)
今後も「研究者が研究に専念できる世界へ」というビジョンの実現のために精一杯取り組んでいきます!
最後までお読みいただきありがとうございました。


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