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日本人はゴッホと限定がお好き…

兵庫県立美術館で開催中のゴッホ展に来た。

ゴッホの初期の作品から亡くなる直前までの作品が展示されている。

チケット売り場はさほど混んでいないが、会場内に入ると混み合っている。

開館して30分くらいしか経っていないが、まあまあの混雑。日本人はゴッホが好きなのだなと思った。

初期のオランダ時代は色調が暗く、まるで冬のオランダのイメージそのもの。チューリップの華やかなイメージは皆無。

パリに移ると色彩が劇的に変わる。明る色合いが増えてくる。そして、印象派の影響を受けたのか、絵具を重ねて厚塗りをしているのがハッキリ分かる。さらに南仏に引っ越すと色彩は黄色や水色なんかが増えていき「ひまわり」のように万人が知っているゴッホの絵になる。

精神病を患い、療養生活に入ると色彩は緑色が増えていくが、タッチはゴッホそのもの。厚塗りは変わらない。

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1時間ほどかけてゴッホの絵画や彼に影響のあった、モネ、ルノワール、マティスなんかの絵画も堪能して会場から出ると、そこには恐るべき光景が‼️

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ゴッホ関連グッズコーナーにとんでもない人が。レジには100人以上並んでいる!!カゴの中身はスヌーピーとのコラボグッズ。ぬいぐるみ、ボールペン、クリアファイル、ノート、マスキングテープ、マグカップ、トートバック等。スヌーピーとの限定コラボに弱い日本人。

僕もまんまと戦略にはまり、

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かわいいから買ってしまった。

使うかどうかは不明。でも欲しくなる。

「お会計2万円になります」なんて声がレジからチラホラ聞こえてくる。この一角だけ、増税とは無縁。

恐るべしゴッホ。

恐るべしスヌーピー。

恐るべし日本人〜‼︎





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