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モザンビーク

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2021年度7次隊、環境教育隊員としての活動雑記です。 週に1度は更新したい。 隊員活動、またはモザンビークに興味ある方に。
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2022年5月の記事一覧

落書きに思うこと

落書きに思うこと

CPが教材に落書きをしていました。古い教材で、おそらく先代のJOCVが作ったものです。
手持ち無沙汰だったのだと思います。

思うことをいくつか残しておきます。

①そういう人ばかりではない
先代が残してくれた資料には、CPについて「モラルがない感じ…」と記されており、僕もおおよそ同意です。
けれど、「落書き…これだからモザン人は…」とジャッジしないようにしたい。全ての人には当てはまらないはず。

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国際生物多様性の日

国際生物多様性の日

モザンビーク81日目🇲🇿

5/22は国際生物多様性の日、ということで、配属先がイベントを主催しました。

内容は
・エコロジカルウォーキング
・伝統的なダンス×2
・環境クラブで優秀な生徒を表彰(ノートやサッカーボールをあげる)
・環境団体の展示

などなど。

ダンス?表彰?生物多様性と関係あるのか…?
と思うけど、体験的な学びは大事だし、ここモザンビークでは楽しさや賞賛、表彰のようなもの

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みぞおちが重くなる

みぞおちが重くなる

モザンビーク77日目🇲🇿

未熟なポルトガル語に不寛容(だと感じる)職場では、辛い目を見ることが多い。

「言ってる事わからないわ」とスマホに目を落とされた時。「英語のできる同僚に伝えたから彼に聞いて」と言われた時。「辞書持ってるじゃん、引きなよ」と資料の説明を拒否された時。
今思い返してもみぞおちが重くなる。

一方、捨てる神あれば拾う神ありで「英語じゃなくてゆっくりポルトガル語で話してあげ

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モザンビークと一夫多妻制

モザンビークと一夫多妻制

タクシーに迎えに来てもらうと、中には二人の女性がいました。驚いていると「妻だよ。一緒に近くまで送って良いかい」とのこと。

◯一夫多妻の正当性
Webで調べると、モザンでは「一夫多妻制は違法だが犯罪とならない」らしい。
どんなやねんと思うが、もともとイスラム教徒が20%を占める国だし、地方では事実婚や児童婚も多いから、そのような扱いなのかな。

◯他国、地域との違い
男性曰く、モザンビークでは隣接

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8週目ー慣れと新鮮な感情

8週目ー慣れと新鮮な感情

配属3週間が経ち生活に慣れてました。新鮮な感情を残しておきたい。平日昼間にあらかた書きましたが誰一人仕事していないので許して。

◯受け入れ態勢
配属先は、JOCVやJICA技プロの受け入れ、またJICAの研修で日本への渡航経験が豊富です。
つまり、新たに日本人が来ても日常は変わりません。

面白いのが、配属先の初代隊員は「日本人の扱い方に困っている」と記録を残していたこと。
この数年でに日本人に

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