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モノクロイラスト制作!! part②

パートツーです。

短い文章かつ、イラスト多めの記事なのでさくっと楽しんでください。




これまでの制作譚同様、実物→ラフ画→オーダー(指定フォーマット)の順でお送りして参ります。

全部で10枚ある内の3枚目、4枚目の紹介になります。


↓パートワンはこちら↓



ではさっそく……!





3項目

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今回も作画:うなさか先生でお送りいたします。

3つ目のイラストは衣装にこだわりました。と言うのも、このシーンは唯一の私服姿での場面になっているからです。

佐久良の知り合いのスタイリストにキャラクターたちの性格、容姿、趣向を共有し、できる限りキャラクターに寄り添った衣装を考えました。

あと二人ほどメインキャラクターが存在しますが、この二人の衣装選びにも時間を割いております。


シーン③【鈴美】衣装

↑こちらは鈴美(左)の衣装イメージ↑

シーン③【琴】衣装

↑琴(右)の衣装イメージ↑

続きましてこちらも前回同様、奥咲姫ちゃん作画のラフ画です。

名称未設定アートワーク (7)

どうでしょう。

はっきりと”TOHOシネマズ”の文字が見えます。

そうです。このシーンではキャラクターたちが東宝シネマズを訪れるのです。

もちろんご連絡、ご了承はいただいております。

しかし、実際の出来上がったイラストにはこちらの文字を隠すことにしました。

理由としては”目立つ”からです。

まだ作品も冒頭ということもあり、キャラクター紹介の時間として使うことにしたのです。


続いて指定フォーマット。

スクリーンショット (77)

1枚のイラストを作るのに、とことんイメージをすり合わせていきます。

結果として、出来上がりには満足しております。(どんな仕上がりでも満足していた気がします。うなさか先生のイラストは大好きです。)



4項目



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10枚の挿絵を、本文のどの箇所で差し込むか。

時間を使い、編集スタッフと相談しながら決定していきました。

著者として「ここは(の)イラストがほしい」というのは確かにありましたが、この4つ目のイラストはわたしの構想外のイラストでした。


「イラスト10枚は、ぜんぶ女の子たちを映そう」

という極めて安直な考えが佐久良にはありました。

実際、世の中に放たれているほとんどのライトノベルのほとんどの挿絵で、男性キャラクターだけのイラストはなかなかお目にかかれないと思います。

(っていうかあるのでしょうか? ない気がします汗 あったら何方か教えてください)

なおかつ、ご存知かと思いますがうなさか先生のイラストは女の子がとにかくかわいいです。

ではどうして、この場面が挿絵場面として採用されたのか。


・イラスト位置が偏ってしまったからバランスを取るため。

・イラストに起こす(イメージ共有を読者と図る)べきだと判断したため。

以上の2つが要因です。


「いや~。こんなやつらに貴重な挿絵枠を費やしたくないな~」というのが本心でした。なので出来上がったもののクオリティーうんぬんかんぬんは置いといて、あまり納得がいっていないんですよね……。

わたしの考えとは相反し、この1枚が良いケミストリーを生み出しているといいな~。と漠然とした思いを今でも寄せています。


ラフ画④

(戦慄している史郎。ってなんか面白いですね笑)


スクリーンショット (79)


あれ? これでは物書きのための記事ではなく、イラストレーター向けの記事になってしまってないか?

と思考を巡らせておりますが、それはそれでよいかと開き直ることにします。

今でも色々なイラストレーターの方とお仕事させていただいておりますが、この記事をきっかけに新たな方と出逢えることを願います。

あとライトノベル好きな方が楽しめるようなものにもなっているとうれしいですね。












などと、綴らせていただきました。

今日はこのへんです!

今回の制作譚は割と本心をさらけだしていますね。

読んでいる方が楽しんでいただけたらうれしいです!

それではまた次回お会いしましょう!!


佐久良マサフミ





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