親子間のトラブルを解決する具体的な方法

この記事を書く目的は、「追い詰められて犯罪になってしまう親子を減らす」ことにあります。
決して、親子の縁を切ることを推奨するつもりは一切ございません。

実は私も結婚後、夫側の親族トラブルで経験した過去があります。
結果として、現在は警察の最終判断のもと、収束ということになりました。
その時にどうやって解決したのか、その方法を可能な限り具体的に書いていきたいと思います。

先に結論から申し上げます。

「法律で親子の縁を完全に断ち切る方法はありません」

では、どうしたらいいのでしょうか?

ステップ1:「一度しっかり親子間で話をしてみる。」
親子なので、話せば以外と通じるという場合もあります。
顔を見るのも辛い時は、手紙でもよいので、一度は自分の素直な気持ちを伝えてみてほしいです。
それすら無理な場合にはステップ2へ。

ステップ2:話し合いができない場合には「喧嘩をせずにそっと離れて」ください。喧嘩をしてしまうと、お互いに興奮してしまい、言ってはいけないこと、やってはいけないことに発展してしまう可能性もあるかもしれないからです。親子といえども、子が成人していた場合には、「できるだけきれいに離れてください」理由は、年月が過ぎ、お互いに状況が変わった時に仲直りしやすい状況を作るためにです。

ステップ3:相手は必死に追いかけてきます。あの手(同情)この手(責めや脅し)その手(怪文書や怪電話等)を使って。
最終手段です。
今の日本ができる限界の「支援措置」という方法を取ります。
総務省のリンクを下記に張らせていただきます。
総務省|住民基本台帳等|配偶者からの暴力(DV)、ストーカー行為等、児童虐待及びこれらに準ずる行為の被害者の方は、申出によって、住民票の写し等の交付等を制限できます。 (soumu.go.jp)

ストーカー法規制と同じ原理です。
1:携帯の電話番号とアドレスを変える&位置情報を切る
2:引っ越す
3:職場を変える
4:お住いの自治体と警察(生活安全課)に相談する。
ポイント:辛いかもしれませんが、自分がされたことの証拠をできるだけ残しておいてください。
警察に証拠を提出すると受理され、自治体が支援措置の手続きを行います。
手続き完了後は、子の住所を親でも知ることはできなくなります。一年の更新制です。

支援措置をするデメリット
・自分の住民票が必要になった時に役場の本庁に行く必要がある。
・一年の更新制なので、警察と市役所へ延長手続きが必要になる。
・配偶者や子供がいる場合には全員分の措置を取る必要がある。
・身近な人になかなか理解を得にくい。

補足
たとえ親子であったとしても
無償の愛があるとは限らない
必ずしも分かり合えるとは限らない
搾取や悪意ある発言や行動をとってくる場合がある
親子だからこそ、一度こじれてしまった糸は解けない場合もある
昔の楽しかった思い出が、今の自分の幸せを邪魔することもある
昔の愛おしかった気持ちが、今の自分の決断を苦しめる時がある
そして、親子だからこそ、いつか分かり合える時が来るかもしれないこともある

・毒親かどうかの判断基準
「何かを強制してくるかどうか」
「自分の意見を言ったときに話し合えるかどうか」

・共依存関係かどうかの判断基準
「お互いに尊敬しているかどうか」
心のどこかで相手を小馬鹿にしてるのに離れない関係性は共依存になると思います。

・今、親子間でお悩みを抱えている方へ
どんな決断をしたとしても自分と相手をこれ以上責めないでください。
「相手も、よほどの事情で心が壊れてしまったのかもしれない」
「自分は、自分の安らぎを選んだだけだ」
そう思って、必ず幸せになってください。
なぜなら
「親の一番の願いは子供が幸せに生きてくれること」だから
人を心から憎む気持ちと愛する気持ち
人生とは、色々な人の気持ちを知るために多くを経験し、
そのために生きているのかもしれないですね。
あなたは、もう充分悩んで悩んで悩み抜いたはず。
迷ったときは、安心を感じる道を選んでください。
本当の答えは、自分の心の中に全てあるのだから。

・今、我が子から距離を取られている親御様へ
子が、その決断をするに至った何かが、過去に幾つもあったはずなんです。
子の後を必死で追いかけるのは、子を追い詰めているのと同じことなんです。
今できることは、一切の言い訳を用意せず、過去の過ちを認め、しっかりと謝罪してください。
傷ついた子の心は、親からの純粋な優しさと愛情を心から求めています。
その積み重ねが、いつかは子の凍った心を溶かす日が来ると思います。
親も苦しいけど、子も苦しいのです。
そこを理解して、まずは、自らの孤独にしっかりと耐えてみてください。
子は一人の人間で、親の寂しさを紛らわすための人形ではないのです。
自らの主張をするばかりではなく、子供の言い分をしっかりと聞いて、これからは一人の人間として認め、尊重するよう努めてみていただけたらと思います。

ここに書いた内容は、私と夫の実体験に基づき、感じた主観が含まれます。
出した答えや決断が、正しいとか間違っているとか、そういった議論ではなく、今、まさに苦しみの中にいる方のお役に少しでもなれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ラジオ感覚で聴けるよう工夫してみました。もしよろしければ最後までお聴きいただけますと幸いです。
https://note.com/atife888/n/na71cee9ab516

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?