面白いことが好きで

面白いことが好きで、お笑いとかコントが好きなんですよね。
そんなことを軽々しくいうことが多いここ数年だった。

子供の頃からテレビでコント番組を見たり、ひな壇で生き生きとしたお笑い芸人を見るのが好きで、中学生の時にコントをはじめいわゆる「ネタ」を見らようになった。とても自然にお笑いを中心としたエンターテインメントが好きになったと思う。

大学生になり就職というポイントに立たされた時に、自分が今まで楽しいと思ったものを作れたら、それ以上のことはないと思い、テレビ番組を作る事を目指した。
その当時、若者のテレビ離れが叫ばれはじめた頃だったと思う。周りの同級よりも間違いなくテレビは見ていたし、親世代の芸能知識はあったが、それはただテレビを見ていたから情報が入ってきただけ。そんなことが客観的に捉えることもできず、それでもテレビが好きだと言い聞かせて就活をした。テレビ好きという称号を手放すことが怖かったのだと思う。そんな称号は元々ないのに。

もちろん就職は全く関係のない業界に決まり、今まで働いている。

こんなふうに諦めている人が世の中にはごまんといるのだろうなと思いながら、まあそんなものだよなと諦め、一方で本当はあの業界だったら活躍できるのにな…と言い訳をしている自分がいる。

こんな自分が嫌いだけど、これが自分。
プライドが高くて、妄想に囚われる。
早く殻破ろうな。もう少し。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?