
WEB選考、人事の見ているポイントって?
アスリートエージェント事業部長の久野(ひさの)です。
WEB選考がメインになっていますね。
今回のテーマは「WEB選考、人事の見ているポイントって?」です。
久野が約1,000社の企業人事とコミュニケーションを取ってきた経験からポイントをお伝えします。
参考にしてください。
テーマ:WEB選考、人事の見ているポイントって?
まず、WEB選考は置いておいて、「人事の見ているポイント」を考えてみましょう。
人事が見ているのは話す内容だけではない!
面接時よく話すことなどを考えて、どういう質問が面接時に聞かれ、それに対してはどう答えようなどと言うことを考えがちですがそれだけでは面接はクリアできません。
答えた内容以外にもあなたが受け答えをしているときの姿勢や話し方態度なども見られています。あなたが面接官にとって、失礼な態度をとったらそれだけでもマイナスの評価になってしまいます。
面接を受けている最中はしっかりと気を張って、1つも乱れがないようにすることが大切かと思います。ある意味ここでは集中力が問われるのではないでしょうか。
(中略)
また、面接は第一印象がとにかく重要だと言われています。どんなに経験を積んでいる面接官もほぼほぼ第一印象で決めているといっても過言ではありません。そのため面接に入るその一瞬が勝負といっても過言ではないかと思います。第一印象が悪い人がいくらスマートにすばらしい回答したとしても第一印象が引きずってしまいあまり良くない評価になるということもあるかと思います。
上記の通り、面接は「第一印象」が重要です。
ただ通常の対面面接とWEB選考(面接)では、その「第一印象」の伝わり方が異なってきますので以下注意点を見ていきましょう。
結論:その場しのぎが通用しないのがWEB選考
その場しのぎ、出たとこ勝負が通用しない、というのがWEB選考です。
そのうえで以下二点を理解する必要があります。
◯非言語(印象面)が伝わらないWEB選考において、体育会学生は圧倒的に不利
→体育会学生が企業から評価されるポイントは印象面です。
「快活な印象」
「ハキハキとしている」
「健康的な見た目」
通常の対面選考と違い、WEB選考ではPC・携帯の画面から伝わる情報が乏しいことが不利な理由です。
◯言語(面接の会話内容)のブラッシュアップが成功の鍵
→言語で100%評価をされると言っても過言ではありません。
「なんちゃって」が通常しないのがWEB選考。
ではどこを気を付ければいいか?
3つのポイントで見ていきます。
①まずしっかりとしたWEB選考の準備を
1. カメラ位置・照明は証明写真をイメージ
カメラは胸から上・正面・目の高さのところで固定しましょう。スマホやタブレット端末も固定することで手ぶれを気にせず落ち着いて撮影できます。照明は自然に見えることを意識してください。自然光・照明を活用して斜め上から当てると自然な表情に仕上がります。
逆光になってしまっている場合、相手があなたの顔をよく見ることができません。
2. 面接の邪魔にならないように背景・音に注意
背景も白・グレーなど無地の壁が無難です。散らかった部屋・逆光になる窓の前での撮影は好ましくありません。クリエイティブな仕事などの特別な場合を除いては、自己アピールよりも面接官が動画を見たときに面接に集中できることを優先しましょう。いつでも、どこでも撮れることも動画面接のメリットです。話し声、騒音などがない静かでリラックスできる場所・時間を選びましょう。
3. カメラの向こうにいる面接官に話す
撮影にはカメラを用いますが、動画面接でも目線・立ち居振る舞いは対面の面接と同じと考えてください。カメラの向こうにいる面接官に向かって話していることを繰り返し意識することで、目をそらしてしまう・台本を棒読みしてしまうというミスも自然に防げます。対面の面接ではアイコンタクトが大切ですが、動画面接でも同じです。動画の始まりから終わりまでアイコンタクトをしている意識が保てれば面接官にもあなたの自信が伝わります。
4. 服装は「胸から上」の見え方を確認して
会社からの指定がない限り「胸から上」の撮影が基本です。会議室などで行われる対面の面接とは異なり、動画面接では画面上に終始上半身アップが映った状態で面接されます。ネクタイ、服装の清潔感、髪型、表情の印象は対面の面接より強くなります。特別なこだわりがなければ主張しすぎないオーソドックスな色柄のネクタイがおすすめです。
5. 準備・練習には十分に時間をかけて
予め動画の長さ・内容に指定があるか確認しましょう。動画面接の位置づけ・面接官の職責も予め確認しておくと準備がしやすくなります。志望動機・指定された質問への回答は箇条書きなどでポイントをわかりやすく整理しておきましょう。台本を読んだような話しかたは好ましくありません。十分な時間をかけてテスト撮影・動画確認を繰り返しましょう。面接官がどんなタイプでも自然に解釈できる言葉を選べているか、早口になっていないか、自然な目線で話せているかをポイントに練習を繰り返すことで、自信が伝わる動画を完成させることができるでしょう。
上記5点は抑えておきたいポイントです。
面接の環境(実施場所、通信環境、背景・音)が理由で落ちたら、悔やんでも悔やみきれません。
WEB選考前のタイミングで今一度確認しましょう。
②「簡潔に話す」「分かりやすく話す」の二点
WEB面接の頻出質問は基本的に一次面接の頻出質問と類似するケースがほとんどです。それらを踏まえた上でWEB面接の頻出質問を紹介すると、以下の3点が挙げられます。

WEB選考でトリッキーな質問はされにくいと想定されます。
つまり「一般的に聞かれる質問に端的に答えること」が大前提求められます。
「簡潔に話す」
「分かりやすく話す」
この点を意識しましょう。
「面接官は面接冒頭3分で【採るべきかどうか】のジャッジを無意識にしている」と言います。
仮に1時間のWEB面接だったと仮定しましょう。
最初の3分の印象が良い=面接官のなかで残りの57分は通すための面接になります
最初の3分の印象が悪い=面接官のなかで残りの57分は落とすための面接になります
つまり、
ダラダラ長く話す
結論も、脈略もない話をする
話にまとまりがない
のはどうぞ選考を落としてください、と言っているのと一緒ということです。
③人事は「熱意」を見ている。面接後の+α

「ヤバイ!WEB選考ミスした!」
「熱意を伝えられたか、分からない」
WEB選考経験者の人は感じたことがあるでしょう。
でも大丈夫。
面接は終わってからが勝負です。
SkypeやZOOM等のWEB選考手段で企業から案内が来ると思います。
面接終了後はナビサイトや企業を紹介してくれたエージェント、もしくは企業からのダイレクトメッセージで選考結果が来ます。
「面接終了後に企業からの選考結果を、指を加えて待っていませんか?」
ここを科学しましょう!
就職活動にルールはありません。
特に熱意を伝える、という観点で久野がオススメをしているのは、
◯お礼メール
◯お礼ハガキ
です。
「直で企業に連絡をしていいんですか?」
いいんです。企業にちゃんと「好き」という気持ちを伝えましょう。
コミュニケーションを取れる手段があるのであれば、
「今日はご面接の機会をいただき、ありがとうございました。御社の◯◯な点に改めて志望度が高まりました。
◯◯様のおっしゃっていた社会課題を解決するのが自社の使命、という言葉に共鳴致しました。
是非次回選考に進みたいので宜しくお願い致します。」
とメッセージしましょう。
ちなみにお礼メール、お礼ハガキを送る就活生は5%未満らしいです。
やった後悔より、やらない後悔、絶対に入りたい会社にアプローチせずに後悔をするくらいなら実践してみてください。
まとめ:勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

野球の野村監督の名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」。
つまり、負ける(面接で言えば見送り)ということは、何かしらの理由があるという事です。
◯勝つ(面接通過をする)ために全力を尽くす
◯人事の見ているポイントを抑えるべく対策を練る
この点が重要です。
皆さんはスポーツで経験してきましたね。
ラッキーパンチはない、練習したことしか試合(面接)ではできないのです。
勝ちに貪欲になり、努力をしていきましょう。
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▮利用者の声(インタビュー記事)
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