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230713_締切の話

2023/07/13

今日は博論の最終提出日だった。

僕はあらゆることがいつもギリギリで、博論という大切なものでも例外ではなくギリギリだった。

卒論も卒業制作も修論もギリギリだったし、内容も満足のできないものだった。博論は当の本人にとって不完全ではいけないはずなのだけど、やはり至らないところがたくさんあると感じる。

合否はわからないけれども、いずれにせよ秋から働き始める。博士号を取得した状態で働ければベストだし、もしダメなら働きながら再び挑戦する。そんなことができるかわからないが。

もう出してしまったからには悩んでも仕方なく、とりあえず休んで、うどんでも食べに行こうと思う。

自分がかつて学科に入ってすぐの頃、ベテランの先生から「締切は救いで、我々は締切に生かされている」と言われたことをよく思い出す。

『ライティングの哲学』で千葉雅也さんは「締切は死だ」と言っていた。

改めてどちらも正しいなと痛感する一日。

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