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【実質0円大学生活のすすめ】第51回:デジタルデバイスを使いこなす(4)パソコンはまだ必要?01

今回から、大学でのパソコンの使われ方について、その将来像も含めて考えてみましょう。

大学生はパソコンよりタブレット

デスクトップ型でも、ノートブック型でも、パソコンを使っている人が少なくなってきているようです。

大学の教室や図書館閲覧室などでは、約半数がタブレットを使っています。タブレット単体で使っているだけではなく、キーボードを組み合わせて、ノートブックPC的な使い方をしている学生も多く見かけます。

パソコンに勝るタブレットの操作性

タブレットは形がプレート状で、重量も軽く、ノートPCと比べて携帯性や可搬性に優れていることも人気の要因の一つです。また、ノートPCはテーブルに置いて操作するスタイルが一般的ですが、タブレットはより自由な使い方ができます。手に持ってもいいし、立て掛けてもいいし、場合によっては寝転んでいても使えます。

スマートフォンと同じように指のタッチで操作が完結できるので、使いこなすためのトレーニングも不要です。

タブレットはバッテリーの持ちもよく、電源を気にせずに使えます。たしかに、Macbookなど一部のパソコンでも、バッテリーの寿命がかなり伸びています。一日程度であればACアダプターを持ち歩いたり、電源を探したりする必要がありません。

パソコンのOSも世代が進むごとに、スマートフォン的な操作性に寄ってきていて、デバイスの違いを意識することも減ってきました。しかし、それが却ってパソコン離れを進めてしまっているように見えます。

大学という場では、パソコンにしかないアプリケーションの作業など、特殊な目的がなければ、あえてパソコンを使う理由が希薄化してきているようですね。

今日のまとめ

-現在の大学生の知的生産デバイスは、パソコンではなくタブレットに移ってきている
-操作性・可搬性などの面でパソコンはタブレットに劣後しており、特殊な目的以外では使われなくなる傾向にある



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