見出し画像

アキレス腱断裂でした。

みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!
よろしくお願いします。


今回は、
アキレス腱断裂の症例紹介です。
リハビリの内容ではありませんが、
お付き合いください。




アキレス腱断裂は、


30~40代に発生しやすい外傷であり、
スポーツ復帰まで長期間かかります。

保存療法でも治癒するが、
競技レベルのスポーツ選手には手術が勧められます。

再断裂の予防には、リハビリが重要となります。



頻度の高いスポーツ種目


テニス

バスケットボール

バレーボール

体操

バドミントン

剣道



受傷機転


急激な切り返し動作、ダッシュなどで、
下腿三頭筋(腓腹筋とヒラメ筋)に
瞬時に大きな力が加わる際に受傷



症状


「アキレス腱を蹴られた」「後ろからボールをぶつけられた」
と受傷時の感覚を表現することが多い。

ブチッと切れた音を自覚することもある。

プレーの続行はできず、歩行は困難となる。

下腿三頭筋による足関節の底屈はできなくなるが、
他の筋肉の働きによる足関節の底屈はできるため、
歩行が可能なこともある。



検査・診断


アキレス腱の断裂部はへこむ。

下腿三頭筋の徒手検査で診断は容易につく。




治療


保存治療では、断裂した腱が近づくように足関節を
最大底屈位にしてギプスや装具で固定する。

約2ヶ月間、底屈角度を徐々に減らしつつ、
固定を続けると、
アキレス腱は再びつながる。

しかし、
スポーツ選手には断裂した腱を縫合する手術が勧められる。
術後の固定は短くて済むが、
競技復帰には通常半年以上かかる。


※ここまでの内容は、
  「スポーツ医学検定 公式テキスト」より引用



今後も
身体のこと、怪我の知識を
正しく理解し、
スポーツに(リハビリに)活かしていきましょう!



それでは、また!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?