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ミニマリストが1年で200万円貯めるために支出を下げた話。

6月の頭にこちら↑を書きましたが
この時は、会社を辞めるまでの経緯について主に話しました。
辛いはずなのにお金がなくてやめれない。そんな葛藤について書きました。

200万貯めたってどんなことしてん!って思ったかもしれないので、そちらについて書きたいと思います。

一言で言うと、

支出を下げた。

あくまでも私に向いていたやり方なのかもしれません。
とはいえ、ありきたりなことばかりに思えるかもしれないですし、
私もまだまだ道半ばですが…
でも、意外と実践して継続するってできないんですよね。

無理な我慢はせずに、でもマインドを変えた。そんな感じです。

支出を減らすためにやったことを書きます。


①実家暮らしに戻った

「なんや実家暮らしかよ、そりゃ貯まるわ。」と言われても大きくは否定できません…。これが要素として大きいのは正直否めません。

まず支出を見直した時に、大きく減らせるのは家賃だと思いました。私の会社は残念ながら家賃補助が全くなかったので、実家に戻る前は、

①会社近くの寮に 2年
②会社から電車で30分程度の都市部に 賃貸を借りて1年
住んでいました。

勤めていた会社は実家から電車で片道1時間半のところにあったので、実家からでも、まあ、通えるという利点がありました。

人によっては再現性はないかもしれないですが、短期的に効果を感じるためには、できるのならば、実家に帰ることはめちゃくちゃいいと思います。(その代わり通勤時間が長くなって、それはそれできつかったですが)

②の時は家賃が7万円弱ありましたが、これがほぼなくなると考えると貯まりますね。それに伴う光熱費やWi-Fiなんかも余計にかかりません。
(親に毎月入金はしています。)

実家に帰れない場合は、
・家賃補助のある会社で働く
・納得できる生活水準までは家賃を下げる
は検討の余地があると思います。

家賃って、支出内訳の中ではもう不可侵、みたいなところありますが、そんなこともないです。
②から実家へ戻ることを選ばなかったとしても、確実に、もう少し家賃の低いところに引っ越していたと思います。

②家計簿をつけた

前から家計簿はつけていましたが、昔は正直赤字になっても危機意識は薄かったです。ボーナスでなんとかなるやろ。と思っていました。

良さそうな家計簿アプリを選び、マネーフォワードで管理し始めました。銀行、クレジットカード、証券、ポイントカードなど紐づけられます。これで資産を一本化して見ることができます。
収支が見やすいため、資産が増えたとき、ものすごくモチベーションが上がりました。

③Youtubeでお金系のチャンネルを見まくった

実家に戻った当初、貯金への意識はかなりありましたが、日が経つとそれを維持するのが難しくなるだろうと思いました。
Youtubeでお金のことを発信しているチャンネルをいくつか見つけて、有益だなと思ったものは継続して見ました。見てるうちに、有益だなというか、だんだん内容自体が面白くなってきましたね。調べたり自分の家計簿に落とし込んで考えたりするのが楽しくなりました。

両学長リベラルアーツ大学
Kentaro.さん
倹者の流儀くらまさん
節約オタクふゆこさん
なにおれさん

など

いかに自分がこれまで無駄遣いしてきたか..
思い知らされました。

物欲に負けそうな時に動画を見ると、自然と貯金しようと思えるんです。「これを買うよりはるかに貯金の方がいいな」と心から納得しているから。
動画でモチベーションを保っていました。

そして、うまく貯金の成果が現れてくるにつれ、自分が満足して暮らすのにそんなにたくさんのお金はいらないのではとも思えるようになっていきました。

③ミニマリストを追求した

ミニマリストを意識し始めたのは、
会社寮時代だと思います。その部屋がものすごく収納が少なく、そのせいでいろんな家具を買い足していたのですが、そのことをなんだかモヤモヤしていました。

寮は、1ルームのユニットバスタイプで、大きなクローゼットはありましたが、独立洗面台もなく、キッチンも簡易的なもの。こうなると、モノが多かった当時の私としては、普通に暮らしてても収納に困り始めます。

ドレッサー、ラグ、炊飯器置場、小物入れ、なんかを買い足していきました。そうすると、部屋は狭くなる上になんかごちゃっとしている。おまけに築年数も古かったので、快適な暮らしを求めて賃貸を探します。

賃貸探しと同時にルームツアー動画にハマり、そこでシンプルでモノが少ないお部屋と出会います。



綺麗すぎ!こんな部屋に住みたい!!


そして1Kの賃貸マンションに引っ越しました。
新築、独立洗面台付き、バストイレ別、キッチンも広々、収納スペースもたくさんありました。言う事なしの部屋でした。

その頃になると、ミニマリストの部屋をYoutubeなどで見ることが日課になっていました。

それからは、服や靴から、使っていないモノを手放すことを始めました。家の中のあらゆることを考え直しました。

リビングもキッチンもラグを敷く必要ない。
テレビ台買ってみたけど果たして本当に必要?
おまけでもらったこのグッズ結局ずっと使っていないな?
使わないのに持ってる必要ないよね?

賃貸を借りて、自分のお金でこのスペースを買っているという感覚を身につけた私は、1Kの部屋に対して、余白があまりにも多いことに気がつきました。

こんなに綺麗で広い部屋要らないな?その分家賃浮かせられるやん。
と思い始め、実家に帰るという選択肢が生まれました。

「もったいない」とか「とりあえず置いとこ」が口癖な親の元で育ったと言うのもあり、ミニマリストどころか、実家はマキシマムな部屋でしたし、ミニマリストに出会う前は、私も、明らかに要らないものに対しても「何かに使える」とか「もったいないなぁ」と思っていました。モノに変な思い入れを感じてしまって手放せない子でした。

なので、ミニマリストを目指す過程で、全く新しい自分に変わっている実感がものすごくありました。

ミニマリストを追求していく中で、
・自分の定番アイテムがわかる
 →不要なモノは買わなくなる


・欲しいモノをまずリストに書いて、
 しばらく寝かせる
 →買い物の失敗を減らせる

(いまだにミスはしますが、これは避けられません。買って使ってみないとわからないことも多いのです)

・定期的に持ち物を見直しして、
 不要なものは都度手放す
 これを繰り返す


これが根本にあるのが貯金の上では重要かなと思います。

④人付き合いを減らした

案外支出が多いところは交際費です。

大学のメンバーでの飲み会。
同期の飲み会。
会社の飲み会。

なんとなく付き合いで行って、1回5000円とか使っている自分に嫌悪感がありました。

大して行きたくないのに、なぜ私は無条件で行ってるんだろう...

実家に帰ることで、会社からも同期たちからも物理的に遠ざかりました。
人に会いたくなったら自分から誘えばいいや。くらいに思って。
一度断ると、その後誘われにくくなります笑
それで私は全く苦痛じゃなかったので満足です。

元々大人数よりも1対1の方が好きですし、本当に大切な友達や本当に遊びたい友達とは変わらず交流があります。ご飯だって旅行だって行くときは行きます。

決して人付き合いが悪いと言うわけではなく、
自分が納得して行きたい機会にだけ行くようにする。

飲み会なんて行かなくても、ちゃんとしていれば必要なコミュニケーションは取れます。


これからも。

まだまだ挙げれば具体例はあるかもしれませんが、
この4つが大きかったなと思っています。
自分が納得できる形で節約マインドは、一度育てたらそう簡単には崩れない、そう思っています。
私はこれからも継続していきますし、もっともっと貯めて、今も未来も大切にしていきたいと思います。

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