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Diary『自分を癒す時間』

2021年5月29日

 午後の習い事の前に、所用を済ませたくてお出かけしたら、お天気がよく、海に呼ばれたような気がしたので、ふらっと、地元の海へ寄ってみることにしました。

 河口に、サーファーの車が沢山集まっているのを横目で見て、皆さん楽しんでいるのか〜、と思いつつ、堤防を登ってみると。。海が、人生で見たことがないくらいの、遠浅になっていて、驚きました!


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 調べてみると、この日は大潮で、干潮のタイミングだったようです。先日の、皆既月食の影響で、その規模は特別でした。


 こんな光景、見たことない!通常であれば、この写真に写っている範囲は、全て海中にあるのです。
ハマグリ達が取り残されていたので、干からびないように、海水のあるところへと、せっせと移動。


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ハマグリ
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大潮・小潮‥地球に対して月と太陽が直線上に重なるとき、月と太陽による起潮力の方向が重なるため、1日の満潮と干潮の潮位差が大きくなります。 この時期を「大潮」といいます。新月と満月の頃には大潮、上弦の月と下弦の月の頃には小潮になります。


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 空を見上げたら、太陽は優しいし!!
うわーい、嬉しい!!幸せ〜✨っと、テンションが上がり、つい浮かれて、裸足になりました。

 冷たい海水と、足の裏で、砂の流れを感じて、懐かしく思い、素晴らしいグランディングになりました。

「ひゃっこ〜い✨」

「この場所に、こんな岩が、あったなんて、知らなかった。。」


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海水は冷たい!


 周りを見渡すと、ワカメを発見!

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ワカメ


 なにこれ!?

 ウミホオズキという、巻貝の卵嚢なのだそう。

 海洋生物は、未知の世界ですが、惹かれる。。

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ウミホオズキ


そして、見つけた、海浜植物達。


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ハマヒルガオとハマエンドウ


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キリンソウ


 ここは、私が子供の頃に過ごした場所です。

 東日本大震災で、街全体が失われた状態になりました。今は、復興が進み、海岸のすぐそばには、新しくスポーツ広場ができました。ちょうどこの日は、サッカー大会が開かれ、歓声に混ざり、ヒバリの鳴き声が響いていました✨

 それから、以前の自宅があった場所へと向かい、今は、草むらとなった、その土地を観察したところ、雑草の中に、かつて両親が育てていた植物を発見!

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 よく見ると。。フェンネルが!!
 母の好きな、オックスアイデイジーと、ハマナスも、広がっていました。

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 我が家は、震災の数年前に引っ越していたので、被災は免れましたが、倉庫として残していた家屋は、津波により一階軒下まで浸水し、建物は取り壊されました。


 そんな過酷な体験をしたこの土地に、10年以上経った今も、震災を乗り越え、その命を繋いだ植物があったことを知り、いたく感動。植物の生命力は、たくましいですね✨


今後の制作に役立たせていただきます✨