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アトリエ染花って?アトリエ染花のはじまり

アトリエ染花は1981年に設立した、オリジナリティ溢れる花飾りでコスチュームアクセサリーを制作するアトリエです。そのはじまりは、フランスのアンティークショップで出会った一つのコサージュがきっかけでした。

当時文化服装学院でイラストの講師をしていた坂本千尋は、色褪せても品位を失わない日本の友禅の色に魅せられ、”色”に深い思いを寄せていました。そんな中出かけたヨーロッパの蚤の市でディスプレイされているアンティークのコサージュに出会い、年月を経て色褪せ朽ちたその美しさに魅了され、日本人のわびさびの心に通じるものを感じアトリエ染花の花飾りをスタートしました。この時出会ったコサージュは『アクセサリーはモードの小道具である』という、アトリエ染花の強い思いそのものであり、モードを意識しファッションに寄り添う”装いの花”から空間を飾る花までオリジナルの花飾りへと進化していきます。(”装いの花”とは…?それについてはまたお話しさせてください!)

こうして生まれた私たちの花飾りは、80年代のデザイナーズブランドの大きな波と共に多面的に成長し、多くのデザイナーとのコラボレーションやオリジナルコレクションを通して時代の変化に応えながら、”風化されたものへの讃歌””時代が生んだ素材への挑戦”を理念に今日まで制作を続けています。

少々難しいお話となってしまいましたが、みなさまが手にとってくださった私たちの花飾りが、この先何年たっても愛らしさを増して日常の装いに寄り添っていられる存在でありたいと思っています。『色褪せ朽ちてもますます愛される花飾り』それが私たちの永遠のテーマです!


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