星野

書きたいこと書いてます。辛いものと怖いものは苦手です。

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最近の記事

元子どもだった私が大人になって思うこと

子どもの頃、帰宅した父に突然「お前は社会ってもんを全然知らない!社会の厳しさも知らずに甘ったれてぬくぬく生活しやがって」と激怒されることが日常茶飯事だった。 うちは全く甘えの許されない家庭で リラックスとは程遠い場所だったので、 子どもながらに冷静に努めながら(何せ相手が感情的なので) 「確かにお父さんの言ってる社会は知らないけど、決してぬくぬく生活しているとは言えない」 と答えていた。 まぁ、怒ってる人にそんなことを言うと当然火に油なんだけど、 自分としては口答えではな

    • オンライン授業でお笑いを学び、あれこれ考えた話

      コロナの影響で子どもが自宅でオンライン授業を受けていた時、横であれこれ考えたことをメモに書いたので、せっかくだから文章にしてみようと思う。 この日の授業のテーマは「表現」。 放送作家をしている先生が講師をする特別授業だ。 我が家は狭い間取りの家なので、 私も仕事をしながら 聞くとはなしにその様子を聞いていた。 先生は挨拶しながら生徒たちの近況を聞き、 漫画やアニメを見ているという答えが多かったのを受けて どういうストーリーなのか、どこがどう面白かったのか、何が引っかかっ

      • 特殊能力の話

        家族に勧められて見たアニメで、チートスキルという言葉が出てきた。 内容から察するに、本来のチート(詐欺とかいかさまとか)という意味よりは、 「最初から恵まれた要素が大きいものの、訓練や経験によって練られたスキル」という感じだろうか。 実際に、人は誰でも大なり小なりそんな特技があるように思う。 もちろん、アニメのように、どんな攻撃も0にする耐性だとか、魔術が使えるようになるわけじゃなくて 例えば、身体能力が高いとか、記憶力がいいとか、 絵を描くのが得意とか、手先が器用とか。

        • 舞台で表現する人へのリスペクトの話

          学生時代のバイト中、舞台裏で歌舞伎俳優を目にする機会があった。 それまでもいろんなミュージシャンの舞台裏を見る機会はあったけど、 歌舞伎俳優のことは特に記憶に残っている。 まず発声に度肝を抜かれ、続けて、廊下ですれ違いざまにゴミを拾う所作の美しさに衝撃を受けた。 同じ人間でも体の使い方でこんなに違って見えるのか。 歩き方、声の発し方、スタッフに指示を出すときの仕草まで全てが圧倒的。 何ていうか、とてつもない訓練の積み重ねを感じさせる声と動きなのだ。 子どもの頃に読んでた

        元子どもだった私が大人になって思うこと

          ゆだねることをしてみよう、たまには。

          例えば、パンパンに膨らんだ風船のように 自分の中にわけのわからんモヤモヤが詰まっている! と感じる時がある。 膨らんだ風船を針で突いたりするとその刺激で破裂するように、 些細なひとこと、ちょっとした行動でもパーンと切れちゃいそうな感じ。 張り詰めていた糸が切れちゃって、もうダメみたいな。 年齢を重ねたおかげか、この頃はそんな症状(?)が出てきたら「あー、あれだな」と気付いて対処できるようになってきた。 あれというのは、私の人生においてやりがちなクセ、「無意識にゴールを設定

          ゆだねることをしてみよう、たまには。