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【ローカルネタ】渋谷のこどもの教育①ー入学先・親の仕事など現状分析ー

渋谷のこどもたちはどんな教育を受けているのでしょうか?

1 小学生の20%、中学生の50%以上が国立・私立・インターへ

 令和2年度、新小学校1年生の約20%が国立・私立・インターナショナルスクールに入学し、新中学校1年生の半数以上が国立・私立・インターナショナルスクールに入学しました。
出典:令和2年第9回渋谷区教育委員会定例会会議録12,13頁

 なお、東京都全体でみると、公立小学校から私立・国立中学校への進学率は約20%ですから、中学受験進学率はかなり高いといえます。
出典:東京都教育委員会の令和2年度公立学校統計調査報告書【公立学校卒業者(令和元年度)の進路状況調査編】、第1表状況別卒業者数

2 兄弟は1人か、一人っ子
 渋谷区の子育て1945世帯の調査によれば、「2人」の割合が 37.5%と最も高く、次いで「1人」の割合が 35.5%となっています。
出典:渋谷区子ども・子育て支援事業計画ニーズ調査 調査結果報告書2頁

3 小学生・中学生全員にタブレット端末が配布される
 渋谷区は一人一台のタブレット端末(富士通ARROWS Tab)を貸与し、ICT教育を推進しています。情報や教材のクラウド管理で、新型コロナウィルスによる休校中も自宅学習ができました。

タブレット

4 両親が共働き、職種はIT・放送・コンテンツ関連業が多い。
 渋谷区の子育て1941世帯の調査によれば、共働きは69.9%(フルタイム就労の母親に限ると56.9%)。
出典:渋谷区子ども・子育て支援事業計画ニーズ調査 調査結果報告書2頁

 渋谷区住民の職種は情報通信業が圧倒的に多く、インターネット付随サービス、放送業、コンテンツ制作、広告業が主な業種です。これは、NHKのお膝元であり、最近もGoogleオフィスを渋谷駅ビルに誘致したいかにも渋谷区な特徴です。(出典:渋谷区まち・ひと・しごと創生総合戦略(素案)平成28年3月渋谷区企画財政課)

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https://note.com/ateliermiraie/n/ne5390695d839