イメージで体の使い方を変える#2

イメージを使うことで、体はより柔軟に無理なく動けるようになる。

イメージは自分で色々考えて試してみるのが良い。
顎に力が入りがちな人には、奥歯にマシュマロを当てるように私は言う。
もちろん、イメージのマシュマロですよ。

この時重要なのは、ちゃんと自分で差を感じること。
そうじゃないと、習慣にならずすぐに忘れてしまう。
とにかく、自分の体を自分で感じられるようにならないといけない。

歩く時は水の中を歩いているイメージをするのが良い。
高さは自分で必要に応じて色々と変える。
くるぶしの高さ、膝の高さ、腰の高さ、などなど。
水位に当たる関節の動きがこうして柔軟になる。
繰り返しますが、こうすることで体感できる差をちゃんと自分で感じること。
多分、歩幅が変わるでしょう。

ピアノを弾く時には指先から光が出ているイメージまたは指先が鍵盤にもぐるイメージ。
走る時は掌に卵を優しく持っているイメージ、など。
間違いなく、走る速度が上がる。

四肢の動きに関して一番汎用性が高いのは多分、指先から光
これはどういう原理なのかというと、エネルギーはいつも入ってきて、いつも出ていく。
これが正しい在り方なのだけれど、エネルギーを放出することが実は難しい。
わざわざ指先から光が出ているイメージを持たないと、普通の人はエネルギーが止まっている。
そのせいで動きが悪くなってしまう。

試してみると、イメージだけで体の動き方が変わることを確認できて、面白いと思う。

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