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【重要】遠隔ヒーリングの無償化

蠍座満月である昨日、満月ヒーリングをお申し込みの皆様に下記の如くご連絡をしました。
とても重要なお知らせですので、どうかご一読下さい。

唐突ですが、本日以降、遠隔ヒーリングを無償化することになりました(なってしまいました!)
今日はこれをお伝えしないことにはヒーリングを始めさせてもらえなさそうです。

「無償」ではあるのですが、過去の前例からも、「無償となると逆に気が引けてご利用しづらくなる」ということもあるかと思います。
多分そうなるだろうと、私も危惧しています。
無償=無料ではないので、もしお布施という形でお支払い頂くことで皆様のお心が軽くなるようでしたら、お願いします。
私も助かります。
しかし同時に、文字通りの無償でご利用くださっても結構です。
お支払い額の多寡によってヒーリングやご助言の内容に差別が出ることはありません。
要点は、「ヒーリングを受けたい/して差し上げたい」という気持ちを第一とし、お金を第二とする、ということです。

以上を踏まえて本日のお支払いについてはご一考下さい。
既にお支払い頂いていて、一旦のご返金をご希望される方はご連絡下さい。

あまりにも重大かつなかなか他に例のない変更ですので、皆様を戸惑わせてしまうことをとても申し訳なく感じますが、ご理解頂けますと幸いです。

なお対面ヒーリング料金については変更はありません。
今後ともよろしくお願いします。

今回は異例の超長文記事です。
なぜこのような決定に至ったのか、そして今後、どのようにヒーリングを利用すればよいのか、以下、詳しくご説明します。


1.無償化への経緯

今回の決定は、頭で考え出したものではなく、神の声に従ったものです。
私の霊的成長を鑑みて「そろそろやってみるか?」という呼びかけがあったのです。
無理に自分を痛めてこの決定を下した訳ではありませんので、ご安心下さい。
「それで河邊さんの生活はどうなるのですか」と心配して下さった皆様、ありがとうございます。
お気持ちがとても嬉しかったです。

そもそも私はこの仕事を始めて間もない頃、しばらく無償でヒーリングをしていた時期がありました。
というのは自分が授かった力の「値段」を、自分自身が図ることが出来なかったからです。
実際には「無償では悪い」と言って、ほとんどの方はお金を置いていって下さいました。
自然な流れで「お布施」という形が定着するようになりました。
ですので無償というのは僕にとって初めてのことではなく、原点回帰のようなものです。

その後、お布施制から定額制に変更しました。
と言うのはここが人間の浅ましさなのですが、ヒーリングが終わってから頂く金額によって心が揺れる自分に飽き飽きしてしまったからです(本当に、驚くほどの高額から0円の時までありました)。
それに加えてお客様からも「逆に困る。決めてほしい」と求められることが多かったこともあります。
お布施の相場のようなものは時間と共にだいたい定まりつつある感じでしたので、一旦心を決めれば移行は簡単でした。
それから12年か13年ほど経ちます。

これまで遠隔ヒーリングの対価は5000円とさせて頂いてきました。
しかし必要を感じられる時には、お支払いを頂かずにヒーリングもカウンセリングもしてきましたし、個人的な会話の中で、「お支払いは結構ですから今のあなたはヒーリングを受けられた方が良い」とお伝えしてきたこともあります。
しかし私のお客様は慎み深い方が多いので、「じゃあ無料でお願いします」と言われたことは一度もなかったような気がします。
一方で「しばらく前からヒーリングを受けたかったのですが経済的に余裕がありませんでした」「しばらくは受けられそうにありません」と言われることも時々あり、そのような時には心苦しく感じました。
「対価があるからこそしっかり受けられる」「無料に甘えて受けても得るものはない」と仰るお客様は多く、自分自身、その通りだと思います。
となると、やはり定価はしっかり明示しておくべきなのか?
ある人には定額を頂き、別のある人には「無料で良いですよ」と言うような姿勢は、確かに優しさとも言えますが、一歩間違えるとだらしなさにもなりかねません。
そのだらしなさによって、クライアントをヒーリングから遠ざける結果になってしまった苦い経験も過去にありました。

どうしたものかと時々この問題を思い返しては悩んでいました。
どうやら答えは無償(実質はお布施)制に戻すことなのだろう、ということは、実はしばらく前から勘付いていました。
しかし説明の煩雑さと、皆様を混乱させることになりはしないかという不安と、自分自身の収入減少に対する恐れが、このことについて決断を下すことにずっと躊躇をさせてきました。
しかしようやく自分の星座である蠍座で月満ちる日に「もう、良いだろう」と神様に肩を叩かれた感じを受け、冒頭の決定に至ったという訳です。

2.実質はお布施?

生命エネルギーという川から水を汲んで皆様にお届けするのが自分の仕事です。
この「天然水」をあたかも自社製品であるかのように値段をつけて扱うことは今後はもう許されないのだろうということを、ようやく得心するに至りました。
神が無償で下さっているエネルギーは、誰にとっても無償で開かれています。

たまたま自分は水汲みを仰せつかっているだけです。
「そうは言っても仲介はしているだろうし、その分の労力はかかっているでしょう」と多分、皆様は言って下さると思います。
確かに、それは事実です。
それで、お布施という形を提案させて頂いています。

「それなら実質は有償でしょう。最初から素直にお布施制と言えば分かりやすいのに」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
理由は、あくまでも動機が「無償」だからです。

例えばあなたと私が仕事としてではなくお話している時、話の流れで私があなたに必要を感じてヒーリングをして差し上げたとします。
何か気になる所があったり、辛そうだと感じたりしたのです。例えば。
この時、私は無償の心でヒーリングをしており、「ではお布施で支払って下さい」とは言いません。
「お布施制」と言った場合、「支払額は任意だが、一回一回必ず支払うべきである」と普通、人は考えるでしょう。
私がしたいのはそういうことではないのです。
求めがあれば、必要を感じるならば、いつであろうと無条件にヒーリングを出来る、風のような柔軟さがほしいので「無償」という言葉を選んでいます。

復習しますと
①今後は遠隔ヒーリングにお支払いの必要はありません。
②それだと逆に受けづらいと思われる方は、お布施としてお支払い下さい。
③0円でも1万円でもヒーリングや助言の量的質的内容は変わりません。

③についてはどう捉えたら良いのか分からないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私が想定しているのは次のような状況です。

例えばあなたがヒーリングを受けたいとします。
しかしお金に余裕がないとします。
その時に、あなたにはまだなおヒーリングを受ける選択肢があるということを、お伝えしたいのです
お金を理由に、「ヒーリングを受けられない」と考えてほしくない、ということです。
お金というのは、精神エネルギーの影かせいぜい欠片でしかないのですから。

2−2お布施とは?

お布施についての心構えは、きっともう皆様ご存知ですね。
人々の中には神社でお賽銭を10円投げる人もいるでしょうが、一方には1000円入れる人もいます。
前者は「少額であればあるほど得だ」と考える人で、後者は「受ける恩恵に対して自分なりに出来るお返しをしたい」と考える人です。
言うまでもなく、恩恵を受けるのは後者です。
なぜなら受ける人の姿勢が、受けるものの内容を決定するからです。

しかし「自分なり」の具体的金額は、人それぞれ、時と場合によりけりですね。
正解はありません。
ですから前掲のように「0円でも1万円でもヒーリングや助言の量的質的内容は変わりません」と申し上げたのです。

一方、対面ヒーリングの方は無償化せず、変わらず10000円の対価サービスとさせて頂く理由は、この働きに関しては遠隔ヒーリングと違って霊力だけを使うのではなく、お話や、環境の準備、料理その他、「自分の生身としての力」を使っており、それだけの価値があると理解しているからです。

3.あなたが受けているヒーリングは…

なぜヒーリングが無償になり得るのか?
今回の決定は私の理想主義や自己犠牲から発するものではなく、霊的法則に基づく論理的必然です。
スピリチュアルな理論についてご説明する良い機会ですので、学びたい方は続けて以下をお読み下さい。

ヒーリングには実は3つのレベルがあるのです。
それは
レベル1:マグネティック(磁気的)ヒーリング
レベル2:サイキック(心霊的)ヒーリング
れべる3:スピリチュアル(霊的)ヒーリング

と言われています。

レベル1:マグネティック(磁気的)ヒーリングは、皆様、誰もが出来ます。
私たちの体には生体エネルギー=「気」が交流しており、あなたが人に手当をしたり、少し離れて手かざしすることで使用することができます。
お母さんたちはこのことを本能的に感じ取るので、病中の子供の胸や額に手を置くのです。
あの心地よさはきっと皆様の多くが覚えていらっしゃることでしょう。

レベル2:サイキック(心霊的)ヒーリングは、それなりに霊能力を開発した人が行えることで、世の多くの遠隔ヒーラーが使用するレベルです。
「念」や「イメージ」や「儀式」によって対象の気の状態に働きかけるのです。
このレベルのヒーリングに理性や摂理や「神の意志」は働きません。
それゆえに食べすぎて胃を荒らした人の胃を治すことが出来るのです。
しかしそれによりクライアントは食べ過ぎの習慣を改めることはないでしょう。
ヒーリングが悪癖を助長することもあります。

このようにサイキックヒーリングは善悪是非両方向に開かれています。
「これは治すことが許される、治ることが望ましい病なのかどうか」を正しく判断できないヒーラーによるサイキックヒーリングは、良いものとは言えません。

レベル3:スピリチュアル(霊的)ヒーリング。
マグネティックヒーリングが誰にでも出来、サイキックヒーリングが訓練すれば誰にでも出来るのに対して、スピリチュアルヒーリングはそもそもそれを行うことが(ちょっと大袈裟な言葉かもしれませんが)運命づけられた人にしか出来ず、そしてそれを行わないという選択の余地は与えられていません。拒否すると大変なことになります。
スピリチュアルヒーリングではヒーラーは神=宇宙の生命のエネルギーの源に(分かりやすく言うと)「お願い」する形で、クライアントにそのエネルギーを「送って頂く」という手段を取ります。
つまりこの場合ヒーラーは施術者というよりは仲介者であり、前二者のヒーリングが人間の力であるの対して、スピリチュアルヒーリングは神の力を源としています。
「お願いする」と言っても、神に額(ぬか)づいて懇願するというような原始的な方法ではありません。
そもそも神は人間の情にほだされて動く存在ではありません。
先程の例を取れば、「食べすぎて胃が痛いので胃を治して下さい」という願いを神=宇宙の法則は絶対に聞き入れません(もしその願いを聞き入れる場合、その「神」は神を標榜する低級霊で、そのヒーリングはサイキックヒーリングということになります)。
このような主訴をサイキックヒーリングは「間違えて」治してしまうことがあり得るのですが、スピリチュアルヒーリングは逆に「治さない」という治療結果を導き出します。
なぜなら神はあなたに「過ちに気付いてほしい」「もっと良い人間になってほしい」と願っているからです。

私のヒーリングはご推察の通り、スピリチュアルヒーリングです。
とは言え、生身を持っている以上、マグネティックヒーリングもしていますし、感情を持っている以上、気の毒だと感じてサイキックヒーリングを行うこともあります。
ただスピリチュアルヒーリングの邪魔立てをしない程度に制限はかけていますが。

スピリチュアルヒーリングの力量は、「あなたは宇宙の法則をここまで理解しているようだから、ここまでのヒーリングエネルギーを自由に使わせることを許そう」というような形で神様に許可されます。
スピリチュアルヒーリングにも段階があり、私も成長を続けています。

3−2霊的成長を支援するスピリチュアルヒーリング

この宇宙は更なる生成進化に向かって無限の創造を続けています。
私たち人間もまたその営みに属しています。
それを私たちは人間的な感覚において「もっと優しくなりたい」「もっと強くなりたい」「もっと充実感を得たい」というような形で願います。
世の多くの人々は地位名声やお金や美貌や所有物など外形的なことを全てと考え、それにこだわり、魂のことを犠牲にすることを厭いませんが、(見る人が見れば面倒くさいことこの上ない)このような話をお読みになる皆様は必ずや、何らかの形で霊的な成長を望んでいるはずです。
「霊的な成長」と言うと、とても抽象的かつ高尚神聖のように思えて「いやいや、私なんか、私なんか」と手を振りたくなるでしょうが、例えば許せない人を許せるようになること、耐え難いことを耐えること、恐怖を退けること、愛を表現する勇気を持つことなどは、すべて「霊的な成長」と呼ぶべきものです。
スピリチュアルヒーリングはこのような霊的成長を、長期的に支援するものです。
短期的には体調を整えたり、疲れを取り去ったり、病気を治したりする効用もあります。
スピリチュアルヒーリングはあなたの肉体の「原型」である霊体を整え、癒やし、清める働きかけなのです。
あなたはそうした一回一回のヒーリングを通してごく自然と、ゆるやかに悟っていくのです。それは、
「世界は不思議であり、自分また不思議である」
「人生は感動と感謝に値することに満ちている」
「私たちは成長するために生きている」
というようなことです。
このような洞察と感覚の蓄積が、長期的に見た時に、この世の世俗的・物質的価値は全てではないどころか、むしろまやかしなのだ、本当に大切なものは他にある、という気付きに至る過程となるのです。
お金や健康や人の縁や形ある全てのものは、いつ失われるともしれないものです。
しかし自分は途方もない不思議と奇跡の産物なのだいう自覚は、一度根付いたら決して消え去ることがありません。
これが私たちが体験し得る最高の幸せに至る道です。

4.具体的に、今後のお支払いのこと

最後に、今後の具体的なヒーリングの利用法やお支払い方法についてお話します。
繰り返しますが、
①今後は遠隔ヒーリングにお支払いの必要はありません
②それだと逆に受けづらいと思われる場合、お布施としてお支払い下さい。
③0円でも1万円でもヒーリングや助言の量的質的内容は変わりません。


この新しい仕組みが皆様に精神的負担をかけることになることは分かっています。
なぜなら「自分で決める」というのは最も難しいことだからです。
対価が5000円と決まっていれば、それを払いたいか/払いたくないかの二択しか考えないで済みますが、「0円から無限大円までご自分でお決め下さい」と言われると選択肢が膨大になり、迷いが生じます。
「自分はズルをしているのではないか」とか、「他の人はいくら払っているのか」とか、「カワベさんはどう思うか」とか…。
本当はこのような迷いを皆様に押し付けたくないのです。
そもそも今回の決断は私自身のためのことであって、皆様に関わることではありません。
ですからこの件で皆様を突き合わせてしまうことをとても心苦しく思っています。
「どうしても分からん!決まらん!」という方、ご一報下さい。
一緒に考えましょう。

ヒーリングを受けられる推奨頻度は変わりません。
0円で受けられると言っても、毎日のように受けても意味はありません。
やはり従来どおり多くて月に2回から3回という所が妥当でしょう(通い始めは週1が良い)。

今回の方針転換は皆様のご理解とご賛同があって初めて成り立つものです。当面は、私も皆様も、試行錯誤、暗中模索が続くかと思います。
これだけ話が長くなったのも、この件にまつわる最初の試行錯誤と暗中模索です。
上手く伝わっているか、不安です。
しかしゆくゆくは時の経過と共にこのような在り方が自然になって皆様の生活に馴染んでいくことを願っています。
新しくヒーリングを受けられる方々にも伝わりやすい形が次第にできあがっていくと良いと願っています。

いやはや…長くなりました。

まさか最後まで読んで下さったのですか? 

ありがとうございました。
以上で話を終えます。

ご質問ご意見ご感想などありましたら是非お伝え下さい。
これからもよろしくお願いします。

カワベマサノリ

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