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小淵沢界隈を巡る#2

朝から動き出して、まず大滝湧水に行き、それから富士見平に行きました。
小淵沢らしい真っ直ぐな車道はいつの間にか終わり、うねうねと山道を登っていくと、すぐに標高1500mくらいの所に辿り着きます。
前日の入笠山ケーブルカーの終点と同じくらいですが、見える風景は全く別物。
真正面に富士山が見えます。

この背面に、朽ちかけた小さな階段があって、何やらおいでおいでをしています。
その先は、山の中の、もう一つの小さな山なのです。
ちょっと行ってくる、と母に言い残して一人分け入ると、急勾配がかなり続くのですが、適度な負荷が体にとても気持ち良い。
人もおらず、人工物もなく、しばらくたった一人の時間を過ごしました。

良いひと時を過ごし、満面の笑みで降りてくる

時間の都合で母とは山を降りた所で別れ、残る目標地点、吐竜の滝に行きました。
小淵沢からはだいぶ離れて、長坂IC付近になります。

小淵沢近辺はどこも、このような開けた印象が特徴的です。
清水に沿って少し歩くと、滝に出ました。

壮大、雄大、という言葉より、優しさを感じる穏やかな滝です。
ここに佇むことしばし。

最後にカフェに立ち寄りましたが、ハズレ。
幸運続きの今回でしたが、運を使い果たしたかもしれません。
ま、そんなこともあるね。

今回はこれでおしまい。
両親が移住してから9年くらいになりますが、こういった場所を訪れるのは滅多にないことだったので、新鮮な感動に包まれました。
同じ人間が同じ場所に行っても、全然違う体験をすることもある…

これも全ては、時の為せる業。

冬はまた更に脚が遠のきがちな土地ですが、また新たな発見をしに出かけたいと思います。

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