ひとは一日に満足するとよく眠れるのさ
よふかしのうた
というアニメが放映中である。
それなりの学生生活を送っていた中学二年生の夜守コウくんだけど、学校での人間関係とか、出来事に疲れてしまい、不登校になる。
眠れないから夜の街をさまよっているときに、偶然吸血鬼である七草ナズナちゃんと出会い、血を吸われてしまう。
吸血鬼に血を吸われると、吸われた方も吸血鬼になってしまうかと思いきや、吸血鬼に恋をすることが吸血鬼になる条件らしい。
コウくんは吸血鬼になりたいと思い、ナズナちゃんに恋することを目標にして毎夜出かけていく。
こんな感じのお話。
今日のタイトルは、そのナズナちゃんが4話のラストでいう台詞だ。
この台詞を聞いて、わたしはものすごくハッとした。
わたしは夜の瞑想会「おやすみメディテーション365」を開催している。
そして、その瞑想会を題材にした大学の卒業研究中でもある。
おやすみメディテーションは二部構成になっていて、前半が有の瞑想として「5本指の感謝日記」、後半が無の瞑想として「ボディスキャン」を行う。
このクラスに参加すると「感謝日記を書くことでリラックスして、ボディスキャンで更にリラックスが深まり、幸福感に包まれているような気分になる」という感想をいただくことがある。
わたしは、感謝日記を書くことでリラックスするという部分で、そうなのかなあ?
リラックスするのはボディスキャンじゃないの?と思っていた。
なにも分かっていなかったわたし。
本来の有の瞑想では、ネガティブなことも、感じ方を変える(思考を変える)ことで、感情に振り回されにくくする効果があるが、【おやすみ】で行っているのは感謝日記。
感謝日記を書くことは、今日起きたポジティブなことを思い出すことだ。
夜寝る前に、一日が良い日だったと思えること。
誰かに指摘されるのではなく、自分で気づくこと。
それは「一日に満足する」のに役立っているんじゃないだろうか。
有の瞑想が深まると、余計な感情に振り回されなくなる。
だから無の瞑想で早く、深い瞑想状態に持って行ける。
無の瞑想が深まると、感情や思考を制御できるようになる。
だから有の瞑想での行動変容やポジティブなイメージングを助ける。
それがOMYOGA瞑想理論である。
参加してくださった方の感想は瞑想理論そのものであることを最近になって気づいた。
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