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恋について考えてみる


というのは、気持ちの上昇に任せて、好きだと思い込んでいる節がある。
と、夫のモラハラに気がつき、共依存関係にあったことにも気付いて理解した。

もちろん、ちゃんと自分を大切にされて、大切にして生きてきた方は、きちんと好きな人を選び、きちんと好きな人と結婚して、大切にされて生きていることと思う。

何度か投稿しているように
自己肯定感・自尊心のかけらもない人生を送っていると
自分のことを好きになってくれるだけで、その人の気持ちに存在価値を感じて、相手を好きになった気になってしまう

この
好きになった気になってしまう
がめちゃくちゃ大事な部分で、本当は大して好きでもなかったりする。

実際、わたしは夫のことが好きではなかった。
好きではないけど、
「この人と一緒にいてどん底から引っ張り上げてあげなくちゃ!!」
という、よくわからない正義感めいたもので、そばにいるようになった。

よく漫画なんかに出てくる浮気してた彼氏がいう別れの言葉で
「この子は俺がいないとダメなんだ」
気分になっちゃったのだと思われる。
漫画で見ると、「そっちの女の方がしたたかで、神経図太いわ!!!」って思えるのに、自分ごとだと、そんな自分に酔ってしまうのね。

だから、夫がすぐ仕事を辞めてしまったり、頑張らなくても
「わたしが頑張ればいい」
と思い込んで、突っ走ってきた。
気がついたら、突っ走り過ぎて、夫のスキルを超えてしまい、夫が頑張る気を持たなくなってしまったのが現在。
頑張っても頑張っても、豊かになるどころか、かえって貧しくなっていった。

それでいて言われるのが
「お前の頑張りが足りないからだ」。

そんな10数年、やっと酔いが覚めたのです。

酔っ払い時代、長かったねぇ。
もう変なクスリ飲まされ続けてたんじゃないかってレベル!

モラハラとかDVとかの夫彼氏から抜け出せない人の気持ちまで理解しなきゃいけなかった今世は、なかなかハードモードな人生だったのね。
30歳過ぎてから、子育ての楽しみも苦しみも味わったけど、若い頃の理不尽な大変さに比べたら、生きてるだけマシ!と思えていた。
今も、なんだかんだで、そんな自分の人生を楽しんでいる節がある。

人生、何事も経験なのです。


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