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出雲大社の遷宮での不思議な話③
遷宮は混むから早めに行ったほうがいいよ
と、最初に行ったお店で教えてもらっていたので、6時には起きてホテルをチェックアウト。
出雲市駅前から6時半頃のバスに乗って、7時半には出雲大社に着いていた。
もう20人ほど並んでいる。
オープン(?)の9時まで1時間半ほど。
本でも読んで待つか〜と、立ったまま本を読み、8時過ぎだったと思う
「本日は混雑しているため、予定より早く開場します」
とのこと。
ラッキーー✌️
それから間も無く、普段は閉められていて、ほとんど見ることのできない本殿の前の門が開き、中に入ることができた。
本殿を見るのは割と急かされていたので、天井の絵を見た記憶くらいしかないけれど、人のいない時間に本殿より行きたかった場所に訪れることができた。
それが、素戔嗚尊とわたしとの出会いだった。
出雲大社に行かれたことのある方はわかると思うのだけど、出雲大社には本殿の周りにたくさんのお社がある。
旧暦の呼び方で10月は神無月と呼ばれているけれど、出雲(島根県)だけでは【神在月(かみありづき)】と呼ばれている。
それは、日本中の神様が10月に出雲大社に集まって縁結びの会議をする。
日本中の神社では、神様がお留守にしてしまうので【神無月】、出雲には神様がたくさんいらっしゃるので【神在月】という。
その縁結び会議に集まった神様が泊まる場所(?)が本殿の周りのお社なのだ。
その中でも群を抜いて大きく立派で、いい場所に存在しているのが素鵞社(そがのやしろ)。
出雲大社に祀られている大国主神(オオクニヌシノカミ)の義父にあたる素戔嗚尊(スサノオノミコト)のお社だ。
初めから、今回の旅の1番の目的はなぜかここだった。
出雲大社の遷宮に行こうと決め、出雲大社について調べていったら、「どうしても素鵞社が見たい!!!」と思ってしまった。
本殿を見終わった後、素鵞社に向かった。
④に続く
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