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墓が好き~勾玉マインド~


※心惹かれる玉画像、お借りしました。
 みなさま、墓参りには行かれましたか?

うちは浄土真宗なのでお盆といっても精霊馬も形式ばった儀式もなく
墓参りをして仏壇を拝んで親族がさらっと集まる程度ですが。

私ってば墓が好き。墓という概念も施設も好き。

大きい古墳も好き。小さい塚も好き。
ひっそり山の中でジメジメしているのもいい。
カラッとこざっぱり整備された霊園もいい。

死後に何かがあるなんて思ってはいないけど、
生きている人間にとって墓は救いです。

生きている人間より死んだ人間のほうが多い場所。
ご先祖やあなたも私も等しく、「還るところ」という安心感。

死を意識するからこそ、今ある生を全うしようと思います。
なんてカッコイイこと言ってみるけど、
多分、神社に近いものを感じるからと思います。(霊感はない)

こう見えて、跡継ぎなので自分が墓を守っていくという使命感もまたいい。
なので墓参りには夫や子ども達を連れて毎度、啓蒙しています。

「君らもここに入るんだよ」(ニヤリ)と。

まあ、うちの家庭事情はおいといて。

墓の帰り道。わが夫との会話で、
仏教ではお祈りの時に数珠を使いますが、
これは勾玉の後裔たり得るのではと話していました。

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首飾りや耳飾り(ピアス)、腕輪、入れ墨など、弥生、古墳時代くらいまでは日本人は様々なアクセサリー類を好んでいたようですが、
おそらく大陸の影響や儒教精神によってそういったものが一切なくなる時期が長く続きます。

でも数珠(念珠)は仏教が伝来してから、素材は種々あれどずっと用いられてきた呪具。
みなさまもパワーストーンに心惹かれたり惹かれなかったり、ご経験があるのではないでしょうか。

勾玉=パワーストーン

皇室「三種の神器」の一つに八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)という品があるのはなんとなくご存じかと思います。
玉に祈りを込めるマインドは、形は違えど数珠によって日本人にずっと受け継がれているんじゃないかと。
日本の仏教は意外と日本精神を古式ゆかしく保存してくれているのかもしれません。

三種の神器の草薙の剣(くさなぎのつるぎ)、八咫鏡(やたのかがみ)の精神的な後裔たり得るものは?ってなるとうーん、わからないんですけどね。
現代の権威の象徴といえば、食洗機とドラム式洗濯機とルンバでしょうか。(それは話が違う)

墓参りから帰り、座敷の仏壇で線香を焚いて、「チーン」と拝んでいると、寺の鐘や仏壇のお鈴(りん)は銅鐸の後裔か?とは一瞬思いましたけどね。

そんないらぬ妄想をたくましくしながら、
祖父や祖母、先代のペット。そして今いる家族に。
感謝の祈りを捧げるお盆であります。

銅鐸

しかし、ガチめな勾玉ネックレス。
ちょっと付けてみたい(遅れてきた中二病)



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