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呪術の片鱗

※わが家では年に5回は誕生日ケーキ。
3月はシャトレーゼ様(=ぶどうの城)のホールケーキ。ママお手製とは出来映えが違います。

↓ママ作

「あしいたいー」
「ぴったん、ちて?」
=絆創膏を貼れ

小さい子供はケガをすると
出血の有無に関わらず絆創膏での治療を要求してくるの、あるあるでしょうか。

「えー、血ぃ出てないし貼らんほうが早く治るわよ」
とあしらう私に対し夫は事務的に絆創膏を持って来てさっさと患部に貼り付ける。
(手付きあざやか)

さっきまでの痛みはお山の向こうに飛んでいったかの如く、
子供は満足そうにまた暴れに行きます。

「実際に有効かどうかではなく
手当てしてもらった事実が大事なんやね」
私は感心して夫に言う。
夫「子供ってそういうもんや」

人間って、思ってるよりそういう心の部分のケアが重要
科学かぶれに言うとプラセボ効果。信頼ホルモン放出。みたいな。

それこそが

呪術の片鱗
スピリチュアルの萌芽
神託も祈祷も魔除けも。
縄文土偶も多分そういうこと。
土偶の具体的な儀式は何も分からないけど。

私はそれを勝手に「雨乞い効果」と名付けている。
=皆で雨乞い踊りしてれば、いつかは雨の日が来て神の恵みぢゃーという感謝により共同体の結束感が高まる事案。

雨乞い効果=子供の絆創膏

これを上手く使えば人心掌握も容易いのうフォフォフォ…
と、とことん世俗的で邪な自分であります。

ランドリールームにて
赤子による謎の儀式
呪術の片鱗
(お目汚しすいません)

※ちなみにわが故郷では、太鼓踊りという無形文化財指定の雨乞い儀式があります。
雨乞いは伊達じゃない。水戦争が頻発してた地域の先人の水への苦労を偲びます。


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