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湖北の風景12 増水した湖岸、鎌刃城まつり

※先日の大雨により、被災された方々には謹んでお見舞い申し上げます。
こちらは電車が止まったり琵琶湖水位が38cmほど上昇した程度で、日常を生きております。
しかし、次の週末も雨予報だそうで、梅雨の天気は無情なようですね。

今日(6/4)は鎌刃城まつりに参加してきました。
米原市番場(ばんば)の山城を目指す歴史ロマン溢れるイベント。
わたくし、ヒルが怖くて今回は登っていないチキン。
午後の講演会だけさらっと参加しました。

近所を歩いて登山のイメトレだけでもしたかったのですが、
その後はついて来てくれた長男をねぎらうため、他の子たちと合流して湖岸の公園へ。

先日別の歴史講演会に参加したご縁で案内を頂きました。
中山道 番場宿の町並み
集落の鎌刃城案内図
公民館横の北野神社
天神さんらしく壮麗な梅鉢の装飾
明治に移築されたという境内はこざっぱりしている
拝殿脇 歴史を感じさせる石仏・石塔群
樹齢400年位ありそうな切り株
元々は野神的な信仰の地だったのかもしれない
畑のオオキンケイキク
キレイだけど、育てちゃだめだそうです。
特定外来生物(植物界のブラックバス)

※講演会を2時間楽しんで、北野神社を見たあと
コンビニでお菓子を買って、大きな駐車場のある湖岸緑地へ。

長浜ドーム前の湖岸緑地へ
遠くに長浜城を望む
湖の生臭さに顔をしかめながら
大雨後で増水している

北野神社(きたのじんじゃ)

祭神 菅原道真公、應神(おうじん)天皇

北野といえば天満宮。祭神は天神さん(道真公)神紋は梅、学問の神様とピンときますね。

明治に現在の場所に移築されたそうで、寺にあったと思しき石仏、石塔がうち捨てるように置かれているのが印象的でした。
ここから500m程の距離に彦根にて北野神社を創祀した、かの井伊直孝公の「直孝神社」もあり。
詳しい由緒は不明。

鎌刃城まつり
伊吹山と応仁の乱前後の京極家の居城・山城を中心としたお話で、
その辺りが無知な私はとても勉強になりました。京極家ってスゲー。(雑な感想)

毎度、郷土史の講演会というのは参加者の平均年齢60オーバーですが、今回も例に漏れず。
わたくし自称、精神年齢60歳のシワシワ系なので大丈夫(笑)
長男は最初はお行儀良く座っていたものの、寝転がり出したり大変でした。
まあ、小学生に2時間授業はキツいと思います。
後ろに座っていた高齢のおばあさんに「かわいいねぇ」とお地蔵様を拝むように有り難がられていたのが笑えました。
そんな幼児でもないのにね。
いや、母としてはかわいいですよ。(親バカ)

その後は湖岸の公園で三姉弟を遊ばせました。
小さい船の遊具だけの公園ですが、楽しんでくれたよう。
私はちゃっかり流木を拾ってきました。(お仕事用)
夏の琵琶湖の磯の香りはお世辞にも心地よいとは言えませんが、増水した琵琶湖。
風になびくイネ科の草。
写真としては心安らぐ風景です。
来年は登りたいな、鎌刃城。

草原と琵琶湖

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