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予想外の〝センギリ〞!?

…シャキ…シャキ…シャキリーン。
…ビリ…ビリ…ビリリーン。

このトコロ、キッチンのシンク台でハマっていることがある。

あー…

…シンク台〝に〞ハマっている──のではないぞよ…ョ??
シンク台〝で〞ハマっている〝コトガアル〞──のでおぢゃ~る。

そう──。

《紙プラごみの体積を、どれだけミニマム化出来るか?》

食材プラ容器、包装紙、外装箱とか──まンま捨てると、45㍑の指定ゴミ袋なんざ“あっちゅーま”にパンパンアル。

毎ごみ曜日、欠かさず集積場に持ってくのもめんどーアル…ってのがまぁ、ほぼ動機。

さて試行錯誤の過程はすっ飛ばすとして、辿り着いた結論は〈人力ストイック・シュレッダー〉がいちばんミニマム…つまりは、紙ふぶき裁断。

とまれ、手で千切れたり…ハサミで切れる紙プラごみを〝細〞断──そんな沼にハマっているとゆーワケ。

また妙チキリンな沼に、ハマっておいやすな?…と、云うなかれ。

“ただひたすらの紙切り”沼にハマるのは、コレが初めてでは──実は…なく。

この世にポコンと生まれ落ちた2年目辺り…
洋裁用裁ちバサミで、ただひたすら紙切りに没入したのが──ふふ、栄えある初回沼さね。

つか、2才の手に本格裁ちバサミは重い鉄の塊──持ち上げて切るなど到底及ばず、先端を床につけた状態で新聞紙やチラシを紙ふぶきにして遊んでいた。

2才でハマッた紙切り初回沼では、ハサミを扱う嬉しさと、1枚の紙がコマ切れになっていく様が楽しくて仕方なかったが。

半世紀以上経た今…オトナ化した手で握るキッチンバサミ、紙プラごみを裁断しつつもひと味違った感情が渦巻いている。

それは、日々の雑念思考から脳みそがリリースされる解放感!

いわば、〝タバコの一服〞〝散歩のひととき〞〝つかの間の掃除〞等々──堂々と何も考えることなく、それでいてささやかな達成感も得られる、リフレッシャブル・アクティピティ──或いは、堂々と思考停止出来る、単純作業ゆえの免罪符感…。

没入し過ぎて、気付けば半時間とか…。

最近はヘンに慣れてきて、ハサミの開閉3倍速でほぼ千切り状態。

“…そぃや〝センギリ〞っちゃー、思い当たる漢字は〝千切り〞がメジャーっぽいケド…〝線切り〞でもよくね?って…あとで、ウィキ見とこ”

有為の思考停止に没入していたハズが、知らぬ間に雑念ひょっこり。

…で、ウィキってみたら!
目からウロコの〝センギリ〞漢字、登場。

[千切り][線切り]…最後に[繊切り]!?

“…〝繊維〞切りで〝繊切り〞かぁ!”

…ほっへー!?
アテクシ、シラナカタアル!

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