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小麦粉の選び方

毎日食べているメニューの重さ、考えたことがありますか?

あ、いわゆる重量ではなく「重要性」という意味での重さ、です。毎食パンを食べているという場合、パンに含まれる小麦粉のこと、考えたことはありますか?

よく言うグルテンの体への影響は、個人差がありますが食事でとる頻度が多ければ多いほど、負担がかかるもの。

胃を通った食べ物は、次に小腸で消化されます。このとき、体に必要な栄養素は小腸の粘膜から体の中へ入り、不要な毒素や老廃物は外へ排出されるのですが、グルテンは粘り気と弾力のせいで分解されにくく、粘膜に張り付きます。
すると、粘膜がダメージを受けてすき間を作り、そこから悪いものまで体内に取り込むようになって、腸の働きを低下させてしまう
グルテンが腸内環境を悪化させる?その理由について解説

そして、注目すべきはその「小麦粉」と呼ばれるものの正体です。

昔の小麦粉と現代の小麦粉は全く別物になっている

実は、スーパーで売られているいわゆる有名メーカーの小麦粉は、全て品種改良されています。特定の除草剤を撒いて他の雑草たちが除草されても、小麦粉だけは収穫できるように設計されているということ。



品種改良された現代の小麦粉は、グリアジンが増え腸への消化吸収の負担が増します。


小腸への負担は

・腹痛や下痢などの消化器症状・栄養不良
・思考力の衰え
・慢性的な疲労感
・異常な眠気
・記憶力の低下
・集中力の低下
・気分の落ち込み
などを引き起こすことがあり、ひいては免疫力の低下をも招きます。

人間の収穫量や生産性向上という目的での過度の干渉が、自分たちのからだへの負担を増しているのはなんとも皮肉です。

安いから良いのか?ということも含めて私たちはもっと深く考えるべき。

選ぶのは自分と家族の健康のため

私が自宅で使っている小麦粉は、スペルト小麦粉という種類の小麦粉です。ご興味あればぜひ読んでみてください。


日本語で同じ「小麦粉」と表現されても、その内容成分はそれぞれ違う。それに伴い値段が変わる。
これを知っても、安いからという値段だけで購入を判断しますか?
だからこそ自分にとって何が大切かを選択することが求められています。毎日食べるものだからこそ、選択の変化がもたらす影響は実は、とても大きいのです。

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