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否定され続けた先に見えるもの

こんにちは、画家の貴奈です

夢を持っている人が立ち向かう一番の敵は自分自身(ちょっとかっこよく言ってみた)でしょう

諦めないこと、自己管理をすること、などたくさんの「自分自身」があります

今回は私が毎回直面している「否定を受け入れる強さ」について語ります



「あなたみたいな人を馬鹿って言うのね」



数年前に言われた言葉が、いまだに当時の映像とともにフラッシュバックします

当時の師匠が紹介してくれた女性でした
美術に関わっている70代の方
昔はどこかヨーロッパの修復で学んでおり、旦那さんは教授、娘さんは名門大学を3箇所も卒業し現在はパリで活動しているそうです

とてつもないエリート一家でした!そんな人に出会えて嬉しかったことを覚えています

学歴コンプレックスだった私にとっては憧れのキャリアを持った家族です

しかしそんな優秀な学歴を持った彼女の目に私がどうやって映っていたのかわかりませんが、人を簡単に「ばか」と呼べることに驚きました

彼女は違う世界に生きているのだな
会えて嬉しいという思いは一瞬でなくなりました


日頃生きていると、自分が思っても見なかったタイミングで否定される時があります


能力を否定されたり
容姿を否定されたり
人間性を否定されたり


生き方を否定されたり


否定されたことを一瞬受け入れそうになりますが、今ではやっとわかりました


否定をしてくるのは相手の問題だということ



当時の私はこう思いました

「高学歴の努力家の人たちから見たら、私は無謀で世間知らずな考えを持っているように思うのか。頭のいい人たちが知っていることは私よりもずっと多いはず、この世界は彼らの基準が正しいに決まってる」


なんでも世の中で成功している人がいうことは正しいと思いますか?

ーーー その業界で成功したのだからやり方は正しいはずです


では、成功は幸せを導き出すのでしょうか?

人は幸せな時にどんな行動をするでしょうか?



色彩論でも有名なゲーテのこの言葉がしっくりきます

努力する人間の困難な問題は、先輩の功を認め、しかも彼らの欠点によって妨げられないことである

どの業界にも「先輩」がおり、先輩たちはうまくやっている
成功してる
その方法を知っている

その成功を認め、彼らが何か足を引っ張ってくることがあっても冷静に謙虚にいること


いつの時代もいつの世も、否定する側とされる側があります

もし仮に成功者(先輩)に否定されてしまってもゲーテの言葉と一緒に私のこの記事を思い出してください



否定は彼らの問題であり
成功者と幸福はイコールではないということ

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