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販売を終えて*今回感じた事

ここ最近で一番忙しい仕事を終えて1日休み、今日からまた焼いています。3日間の忙しさはドキドキハラハラが楽しさに変わり名残惜しく感謝しかない終わりを迎えました。店舗を持つベーカーさんは大きなオーブンを所有し、分業をしてどんどんパンを焼き上げます。ある程度の作業場も確保してあるだろうしミキサーだって比べ物にならない。たくさん作ってたくさん売れるだろうから粉だって大量にコストを抑えて買える。全く私のやっていることと違う。

お好みのパンをなるべくご希望通りに焼いて、時にはそれをイベントの主として販売したりお料理に添えるパンを焼いたりちょっと特殊な形だ。焼ける量も限られている。でもだからこそ細やかなやり取りを反映出来ることもあるし、今回のように喜んでいただけるお顔を目の当たりに感じることもできる。

初日にお買い求めいただいた方が翌日にまた「美味しかったからまた来たよ!」とよってくださったり、パン通販で何度もご予約いただいた方が「近くだから寄りました!」とパンを選んでくれる。笑顔を提供するために焼いているのだけれど、私の方が笑顔を頂いているんだ。もっともっと丁寧に心を込めて続けていきたいと思いました。

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