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実家の片づけを親と一緒にはじめる時には

 子育てや家事、そして仕事との両立を
20年近く頑張ってきた読者の皆さまにとって「実家」について向き合う機会が訪れることがあるでしょう。

 私自身も子育てが遅く始まったため現在80代初めの両親とはコロナ前までたくさんの時間を共有し実家や両親についてはまだ心配する必要がないと思っていました。しかし、実際にはいつかは向き合わなければならない時がやってくるのです。

 本記事では、実家の片づけや整え方
親が安全に暮らしのための手順などについて  
 親との和やかに進めるための関わり方や
思いやりのあるサポート方法などをご紹介します。

 長年の思い出や大切な品々が詰まった実家は、整理整頓が必要な課題です。

 まずは、親と共有する具体的な目標や理由を持つことが大切です。そして、一つひとつのエリアを見直し、整理することから始めましょう。

 さらに、親や家族とのコミュニケーションや専門家の相談も有効です。また、片づけの進め方や保管方法についても具体的なアドバイスを紹介します。
実家の片づけを考えている方は、ぜひ参考にしてください。


1.実家を片づけるタイミング

違和感を感じた実家の冷蔵庫内
片づけるきっかけは各々


私が実家片づけに必要を感じたタイミングは
料理好きの母が買ってきた材料を探す様になったこと。そして、物の管理がどちらかというときっちりしていた父が探し物が多くなったなと感じた事でした

帰省の折、両親とのやりとりに以前よりも
老いを感じることは自分の老いを感じるよりも見落としがちであったり、気に留めていてもその後気にかけ続けることは落としがちになるのはしかたありません。

世帯が別であればご自身が向き合う家族が二か所に渡ってくるということです。
子育てが完全に終わる、子の世帯が別になっている状況手前の時にはなかなか行き届かないのはあたりまえ。
そのタイミングが顕著に訪れても

焦らずに、気持ちに余裕を持って
段階的にすすめることを忘れないで!

メンタルオーガナイザー®︎としての立場から実家の片づけを始める時にもっとも大切にしていただきたいこと

主体としなくてはならないのは
ご両親であるということ

テキパキと進めるスピードがどうしても
必要となるタイミングもあります

しかしながら大抵のことはどうにかなると
腹を括ってプロにそこは相談

ご両親が片づけを
今していいのか
どの様にしたいのか
きちんと確認して
お気持ちに寄り添う方法を
迷わず選んで頂きたいのです

そしてそのタイミングと感じた時に
ぜひ、その理由と状況を丁寧に整理してみましょう。どこが両親の暮らしの『ストレス』となっているのか推察してみて、片づけることの『目的』を定めます。

その目的を明確にご両親に伝えること
目的の内容がご両親のお気持ちに寄り添っているのかも『実家の片づけの成功』に関わる重要なことだと考えています。

2.親の気持ちを考えるあまりになりがちなパターン

ご自身がまだ触られたくないと思う時は急がず
2人でまだ頑張りたい
やれると思う気持ちは大切に相談したい
Photo by pixabay

よくありがちな親子間の
やってあげなくてはならないと思うあまり
力が入ってしまうこと

親子の間が良好であればあるほど
時に思いが強く出てしまう言い方で
受け取り方によって誤解が生じやすくなることがこの場合もあるでしょう

兄弟、姉妹が協力する
ご夫婦で逆に義理の立場でサポートする
ご身内で役割分担が叶えば
とても良い状況です

でもそうでない場合の手立てに
片づけのプロのサポートを受けるという
方法があることをお伝えしたいと思います

思考の片づけから始めるライフオーガナイザー®︎の片づけのサポートは
捨てることを強いない片づけでもあります
空間を開けモノをしまえる環境を作ることはとても大切な整う仕組みづくりとも言えます
しかしながら、片づけがなかなか取り組むことができない裏理由として『手放しことに何らかの弊害をもっている』ことがあると感じます
モノへの思い入れは個々の価値観で成りっていますが、就活を強いる様な形でご両親へ
実家の片づけを促すことは、就活本でも
タブーとされていました

ではどのように親へ伝えたらいいのか
そこが知りたいはず
次でプロを交えて実家の片づけをすることの
メリットをお話しします。

3.実家の片づけに片づけのプロライフオーガナイザー®︎が関わるメリット

ご自身がもし大切にしていたモノを
確認もなく処分されてしまったら
やはりその場で心のシャッターを
閉ざしてしまいたくなると思います

自分で片づける行動が難しくなったとしても判断を奪われてしまったら
手をつけることなく止まることになる

そんな状況へ緩衝材であり、和やかにすすめられる『実家片づけを目指すサポート』が
片づけのプロ、ライフオーガナイザー®︎のサポートです。
今、ウェルビーイングな暮らしをおひとりおひとりに合わせて寄り添いサポートする
片づけのプロです。

  • 捨てるから始めない片づけで
    ご両親がどうされたいか、その先どうなったら良いかを確認して、手放しが必要な場合には捨てるではない生かす手放し方のガイドが受けられる

  • お子様方に状況を確認、ご心配を和らげるためにどのような片づけが良いかを見つけすすめられる

  • 当事者どうしが見失いがちな片づけの目的と目標を示しながら何度となく経過で起こる山場を俯瞰して
    迷わずガイドしてもらえる

この様なメリットがあり
できる限り和やかで難しく考えがちな
『実家の片づけ』に取り組め、途中にならず
テンポがそれぞれ宅で変わっても
根気強くサポートを続ける片づけのプロが
『やってよかった』と思える片づけに導くでしょう。


4.実際に冷蔵庫片づけで確認できた事例

全部出してしまい直した実家の冷蔵庫
わからないをなるべく無くすことが『目的』
その状況が暮らしの和やかにできる


先に掲載した冷蔵庫内の写真

before
after 1
奥まで見渡る工夫は
透明度の高い収納用品を利用する
after 2
扉にも使っていない調味料があり
処分する事で見渡しやすく取り出しやすい

私が実家の両親の暮らしにこれからの形に整える必要を感じたのは『冷蔵庫』の様子を
確認した事でした
触られることを嫌がるのは『食品の管理ができてないことを知られたくない』とまだ気にできる余裕がある時でした

『わかりにくいのかな?』
『ここにあったよ、見にくかったんだね』
『一緒に奥のものも出して、見つけやすくしようか?』

できないことを知らしめる言葉のやり取りではなく、今よりも使いやすい様に整える目的をきちんと伝えて、最後まで手伝うこと
そこを守り両親の気持ちを和やかに保つこと
を気をつけて。一旦全部出して、見やすい庫内に整えました。

まず冷蔵庫の中を試しに片づけることを
おススメする理由には

  • 手放す必要があるモノが賞味期限という健康被害から守る目安がはっきりしている食料品管理庫である

  • 毎日三度の食事のための収納庫、使いやすさを実感しやすく、次の片づけ意欲を促しつなげやすい

  • 詰め込みすぎは電気代という見返りのデメリットがあること
    統一した認識の中で付属の目的としやすい

これらの点が冷蔵庫からの実家片づけをおススメする理由です
ご両親がお子様方に手伝ってもらってやってもらうことに抵抗がなくなるまで何度となく声かけをトライしてみることが上手くいく実家の片づけになる種まきになりますよ!

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