見出し画像

about me▶No7


本格的に世界へ

高校生になりユースの代表から日本の代表になりワールドカップへも出場できるようになりました
よく状況もわからないまま周りの選手団についていきヨーロッパやアメリカでのワールドカップに出場しました
ここで世界の壁を感じます
まったく歯が立たず予選すら通過できないことが多く
クライミングに対するモチベーションや練習方法、環境、体格、など様々な差を感じました

この頃、ジャパンカップや日本選手権で準優勝などの国内大会では成績を残せていたため、より世界と日本の差を感じました

街の高校へ

一方、中学校を卒業した高校生あとりちゃんは甲府の高校へ通うことになりました
母の職場まで車に同乗し、電車で4駅、そこから徒歩の合計1時間以上の道のりです

まず初めに戸惑ったのは同級生の多さ…
2人からいきなり50人以上‼名前を覚えるのも必至でした
それでも仲良くしてくれる友達を何とか見つけ、大会で休んでいる間のノートを見せてくれる優しい同級生たちと出会うことができました

大会で休みがちだった私は学校行事にもほとんど参加できず、授業もついていくのが必至でした
そんな中、印象に残っている行事があります

花の日

私の通っていた高校にあった「花の日」という行事です
各自花束を買って高齢者の施設にみんなで訪問し
お花を渡し、歌を歌ったり、お話をするというものでした
たしか大会の関係で3年間のうち1度しか参加できなかったのですが印象深い行事でした

まずお花を買うという体験を初めてしたと思います
そのお花が可愛く、渡してしまうのを寂しく感じるほどでした
そして施設の高齢者のもとへ訪問し、一緒の時間を共有する中で
「お花」はもちろん「誰かがきてくれること」がこんなにも高齢者にとっては嬉しいことなのだと表情やお言葉から感じました

この素敵な行事の記憶を思い出す日が来るとは思っていませんでしたが
とても心に残る体験でした

次回予告

次回は大学進学のため県外へ飛び出すあとりちゃんです
渡り鳥[あとり]、いざ山梨を飛び立つ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?