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《今日の新譜》サックス五重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品30-4「さすらい人」

《今日の新譜》サックス五重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品30-4「さすらい人」
緊張感と流動する感情が曲を支配するロマン派の作品をお楽しみください。
ぜひこちらからYoutubeで全曲視聴してみてください。
参考音源
https://youtu.be/LP-Shq8M70c
Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCbc_7CUTWTYOuyu_WQcflxQ
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サックス五重奏 メンデルスゾーン 無言歌集 第2巻 作品30-4「さすらい人」
Lied ohne Worte, Op.30-4 The Wanderer
Mendelssohn, Felix

編成はサックスのソプラノ、アルト2本、テナー、バリトンです。
クラリネット五重奏版、木管五重奏版、金管五重奏版、
鍵盤打楽器四重奏版は発売中です。

ロマンチックで緊張感のある作品を、ぜひお楽しみください。
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https://animato.official.ec/

アトリエ・アニマート楽譜ページ1/3
https://animato-jp.net/rec-band/gakufu.html

『無言歌集 Lieder ohne Worte』は、メンデルスゾーンが生涯にわたって作曲したピアノ独奏のための作品集です。
全8巻からなり、各巻6曲ずつで合計48曲が収められています。
メンデルスゾーンのピアノ作品として最も有名で、しかもロマン派の教材として取り上げられることの多いのが「無言歌集」です。
ワーグナーが「第一級の風景画家」と言ったように、メンデルスゾーンは情景描写や標題音楽の作曲において才能を発揮しています。
この“言葉のない歌曲”、「無言歌」、という形でメンデルスゾーンは心象風景や感情描写までも、表現しました。
歌曲風の旋律をもった器楽曲であるため、旋律線をはっきりと浮き立たせ、抒情的に演奏することが重要です。

メンデルスゾーンが活躍したこの時期、ブルジョアジーの家庭を中心に、ピアノが教養として普及しました。
そのため、家庭で気楽に弾ける作品が多く作られましたが、この《無言歌集》もその一つです。

《無言歌集》は各6曲ずつの計8集からなり、生前に出版されたのは、第6集までです。第7集は、1851年、第8集は1867年に出版されました。
1832年、第1集を出版したときには、メンデルスゾーンは、《ピアノのためのメロディー》と記していて、《無言歌集》の名称を
もつようになったのは1835年に第2集を出版してからのことでした。

標題をもっているものが多いのですが、作曲者自身によってつけられたものはわずかです。
実際、メンデルスゾーンは標題をつけることによって、音楽的な想像力が限定されることを嫌っていたようです。

この第4曲《さすらい人》はアジタート・エ・コン・フォコで、
緊張感と流動する感情が曲を支配します。原調はロ短調ですが中間部では転調を繰り返し、
不安定な感情の高まりを表現ていします。
さすらう人の感情を表現できれば素晴らしい演奏になるでしょう。

第2巻 作品30
出版年代:1835年

1.変ホ長調、アンダンテ・エスプレッシーヴォ 《瞑想》 (作曲年代不明)
2.変ロ短調、アレグロ・ディ・モルト 《安らぎもなく》 (作曲年代不明)
《心配》と呼ばれることもあります。
3.ホ長調、アダージョ・ノン・トロッポ 《慰め》 (作曲年代不明)
カトリック聖歌集第100番「しずかに神と」、讃美歌第30番および讃美歌21・第211番「朝風しずかに吹きて」として教会で歌われています。
4.ロ短調、アジタート・エ・コン・フォコ 《さすらい人》 (1834年1月30日作曲)
《道に迷って》とも呼ばれます。
5.ニ長調、アンダンテ・グラツィオーソ 《小川》 (1833年12月12日作曲)
6.嬰ヘ短調、アレグレット・トランクィロ 『ヴェネツィアの舟歌 第2』 (作曲年代不明)
メンデルスゾーンが自分でつけた『ヴェネツィアの舟歌』の第2番。

アトリエ・アニマート
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