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それはある日突然に〜離婚まで2〜【回想】


それは、違和感のある携帯電話になってからほどなくして

Aから離婚したいと言われました

かなりショックをうけましたが、冷静にAに理由を聞いた記憶があります

けれどAは、最後まで理由を言いませんでした

ただ、離婚したいとだけしか言わず

なんとその後、1週間もたたずに帰って来なくなりました

私は誰にも相談できず、毎日1人で泣いていました
どうしたらいいのかわからなかった

別れたいなら別れたいで、ちゃんと理由を聞きたかった

もし私に対して我慢できないことがあるなら、改善点があるなら、歩み寄るようにするとも言いました

けれども『別れたい』の一点張り

そのあげく、1週間たたずに帰って来なくなるなんて

仕事にはちゃんと毎日行っていたようですが、電話をしても拒否されて話ができない

突然のことに何がどうなっているのか、自分の中で整理ができないまま…

そこでふと思い出したことがあったのです…

結婚前
まだAと付き合っていた頃

Aの家に遊びに行って、義妹が言っていた言葉ー


『お兄ちゃんの前の彼女が家に来て、Aがひどいと泣いていた』
Aに突然別れを言われて、理由を聞きたくても連絡も取れない

と言っていたのを

ああ…
今の私はAの元カノと同じじゃないか…

突然別れを言われて連絡も取れず、わけがわからないまま…


けれどです

その元カノとは状況が違う

別れるにしても恋人同士が別れるようにはいきません

結婚しているのです
籍が入っているのです
責任がともないます

子供のことがある

お金のことや家のこと、いろいろと話し合って決めなければならないことがある

それからしばらくして、私は決定的な証拠を見ることになるのです

 


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