それはある日突然に〜離婚まで3〜【回想】


当時、携帯電話の利用明細というものが、毎月の料金の請求書についていました

いつ、どの電話番号と、何分間通話したのか
ことこまかに書かれているものです

いつもは料金だけ見て、明細まで確認することなかったのですが、その月は見たことがないほどの高額な利用金額になっていたので、驚いて見たのです

私はそこではっきり理解しました

ある一つの携帯電話の番号とだけ、めちゃくちゃ通話していたのです

それは異様なほどでした

1日の間に何十回とかけているのです

通話して、その数分後にはまたかけていたり

明らかにおかしい通話量でした

私のことが嫌になって、それだけで別れるならまだ静かに受け入れます

けれど、それが浮気によるものならそうはいきません


この瞬間

私は泣くのをやめました

いえ、泣いていられないと思ったのです

それならそうで、こっちもやりますよと


離婚上等!

夫として、父として
【責任】を果たしてもらおうじゃないですか
 
ここから私のターンだ!!



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