【小さな飲食店の作り方】M&Aセミナーを受講してきました
先日都内某所でM&Aに関するセミナーを受講してきました
人に教える生業を始めた以上
自分自身の勉強も手を抜けません
経営に関するセミナーはジャンル問わず
時間を見つけて参加するようにしております
<小さな飲食店>には直接関わりはなさそうと思いながら
M&Aに関するセミナーを受け大変勉強になりました
まずは仕事にマクロもミクロもあまり関係ない
ということ
無論そのオペレーションや人とのコミニケーションのやり方は
まったく違うものに見えがちですが
基本人と人とが関わり合うことに大きな違いはありません
そして講師の先生の話し方も勉強になりました
レジメやPPに頼ることなく実例も成功事例だけでなく
失敗事例なども本音ベースでお話しいただき
何よりも自社の商品のPRが全くと言っていいほどありませんでした
多くのセミナーの場合
特に飲食店に関するセミナーは
主催やスポンサーの商品の押し売りに入りがち
内容も導入における成功事例に偏りがちだったりします
今回のセミナーはまずは講師の先生と会社のスタッフの”人間”を見せて
信頼を作りその繋がりで仕事に繋がるという姿勢に好感が持てました
さて本題のM&A
現在の飲食業界にも大きく関わってきます
M&Aというと大手企業の話と感じますが
中小企業にも身近な話
特に飲食店は跡継ぎの問題で長年の看板を閉めるときに
その看板と経営の歴史だけを売るという新しいパターン?
(昔から無くはないのですが)の流れができてきてます
戦後〜右肩上がりの好景気時代に
開業した蕎麦、天ぷらなどの職人仕事のお店から
居酒屋や町中華のような低価格で多くのお客様に愛された
庶民のお店まで代替わりや地域の開発そしてコロナにおける
影響により廃業を決断された”老舗”と言われるお店が多数あります
若い経営者がそのブランドとレシピーを受け継ぎ
新しいスタイルを加味して伝統を繋げていく
これからの時代のニューノーマルという形になるのでしょうか
もちろん簡単なことではありません
普通に代を継いでもいろんな苦労があります
昔からのお客様との付き合いがうまくいかなかったり
新しいことを始めようとしても周囲との折り合いが難しかったり
飲食店店は3代続かせることだけでもかなりの試練です
◯新しい時代に合わせた新しいスタイル
◯時代に変わらぬ伝統のスタイル
どちらを選択すするかはそれぞれの考えです
いずれにしても商売は長く続けることが大事ですから
選択と決断を迷わないことですね