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反る動きは 後ろではなく”前から上へ”

「反る=後屈」の動きで 首や腰が痛くなってしまう人
反るのは後ろに倒れる動きって思っていませんか?

頭や背中が 腰のあたりから後ろ方向に
倒れるように動いていく

後ろへの屈曲だから 文字どおりですけど
骨で動きを見ていくと
反る動きは 後ろには行かないのですよ
”前から上へ” なのです

動きは関節で起きていますよね
脊椎の関節はどこにあるかというと
椎間板がはさまる面とその後ろにあります
その場所や形を見ても 前後には動きそうにないでしょ
動いたら脱臼しちゃいます💦

いつも言うんだけど
脊椎の動きは電車と同じ
あるいは 渋滞した車の列かな

先頭の車両が動いたら それに順番についていきますよね
車間が空いた分だけ前の車両にまた近づいていく
そうしないと脱線して事故になっちゃうから!
(身体だったらケガします!!)

一番上の頭が後ろに転がって ほっぺが天井を向いたら
続く脊椎は 一つ一つは頭がある方へついていきます
つまり「上」ですね

筋肉は後ろ側が収縮しているので
その分前側は長くなって 前カーブが強くなります
このとき頭のてっぺん=先頭車両は後ろに向かっています

24個の椎骨は順番に 一つ上の骨についていくのですが
脊椎は前後にカーブしています
その流れに沿って前にいきながら上についていくのが
”反る”動き

後ろには行ってないんです
そして 後ろを縮めるというよりも
前側がどんどん長くなっていきます

あちこち痛くなっちゃうときは
脱線方向に動かそうとしているのかもよ(^^)b

もちろん全ての動きの流れは
頭と坐骨が離れていて
脊椎に動けるスペースがあるからこそ!
頭が動けて全体がキラメク
アレクを使っているからこそスムースに流れます

読んだだけでは上手くいかないな〜という人は
スタジオで一緒にやってみましょう☆

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