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ピルエット練習のポイント <その2 アームス>

前回の記事ではプレパレーション
プリエから立つところまでの動きについてポイントを書きました
まず 立ってバランスできなかったら回れないですからね!

今日はその先の ターン
回るときの腕のポイントについてです

ターンするときの動きは腕がリードしますが
逆に腕が邪魔してしまうことがよくあります
「回ろう」とする気持ちが強過ぎて
回る前から身がまえたり
腕を振り過ぎてしまう
んですよね

大事なのは
腕が自分のアンナバンとアラスゴンドの
ポジションの範囲の中で動くこと

まずプレパレーションでの腕

かまえるのではなく 腕はふわっとポジションに
だいたいは前と横ですね
大事なのは横の腕が後ろに抜けないこと・・・なのですが

問題は ”横”はどこかってこと

腕を横=アラスゴンドに上げるとき
それは身体の真横ではないのです
骨の身体では 横は斜め前なんですよ!

真正面向いていても横に上げた腕が
前腕あたりまで見えるくらい斜め前です
これより後ろだと もう抜けちゃってます

さて そこからターンするときには
プリエしながら 前にある腕を横へ送りつつ
回るとき身体の前でまたアンナバンに集めますね
ここでもまた”横”ですよ

回ろうとして勢いをつけ過ぎると
ポジションから外れて開き過ぎ
になります
バランスを崩す原因ですね

もう一つ大事なこと
前から横へ開く方の腕と
横から前へ集めてくる方の腕
どっちで回ってるでしょうか?

「回ろう」とがんばっているときって
開く方の腕でグイッとやってませんか?
ダブルやトリプルとなるとすごい勢いつけちゃいますよね
5回転くらいしそうな力でバーン!
それで腕が抜けて回転軸もブレます

開く方の腕は軽く
集めてくる方で回る意識の方がお勧めです
回転軸がブレにくいですよ

でも本当はそんなに力は要らないです
たくさん回れる人って楽そうでしょ♪

「回ろう!」と意気込むのはやめて(← ここ大事!!)
プレパレーションは ふわっと高い頭
柔らかいプリエから始めましょう
ここで身がまえると 力で回りたくなります
最初が肝心ですよ〜(^^)b

さて ターンのときにもう一つ大事なのは
顔をつけることですね
続きはまた次回!

骨で動きを考えて 骨で踊りましょう☆

HP:AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!


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