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グリュミオーのJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンソナタを聴く
アルテュール・グリュミオー(Vn)
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全6曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV1001 パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番イ短調 BWV1003 パルティータ第2番二短調 BWV1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV1005 パルティータ第3番ホ長調 BWV1006
蘭PHILIPS 33rpm 1960年11月、1961年3月と7月
グリュミオーが39歳から40歳の全盛期に行われた、畢生の録音です。
この録音はステレオ盤が一般的によく見かけられますが、まだ、この時期はモノラルからステレオへの過渡期でもあり、これは珍しいモノラル盤です。
ステレオ盤と聴き比べますと、このモノラル盤は音の膨らみと奥行きがあり、清涼感ある多彩な音色とともに重厚な響きが感じられます、語り掛けるような演奏は、ときには静かに、ときには激しい情感が漂います。ヴァイオリン一丁のみで奏でられるまさに音の更紗模様です。
グリュミオーがこの演奏に使ったとされるバッハの自筆譜をしつらえたジャケットです。
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