ただのゾンビ映画と思うなよ！映画「新感染半島　ファイナルステージ」泣きたい人も手に汗握りたい人もこれ見とけば間違いない！

こんにちは！

今回は映画「新感染半島　ファイナルステージ」を紹介します。韓国で大ヒットを記録し、日本でも話題を呼んだゾンビパニックアクション「新感染　ファイナル・エクスプレス」の4年後を描く続編です。

1作目はアニメ「ソウルステーション　パンデミック」

2作目がコン・ユ主演の「新感染　ファイナルエクスプレス」

そして3作目がこちら！カン・ドンウォン主演の「新感染半島　ファイナルステージ」です。前評判はそれほど期待値が高くなかったようですが、鑑賞後の感想ではどれも絶賛！！この映画を見ずして今何を見る！迷ったらこれを見よ！！とおすすめできる作品です。

あらすじ（引用）

人間を凶暴化させる謎のウイルスが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク（カン・ドンウォン）が、ある任務遂行のために半島に戻ってきた。その任務とは、限られた時間内に大金が積まれたトラックをチームで回収し、半島を脱出することだった。トラックを回収し、任務は順調かに思われたが、民兵集団によりジュンソクたちはトラックを奪われてしまう。そんなジョンソクを窮地から救ったのはミンジョン母娘だった━。

見どころ

20分にわたるカーチェイス！＆とにかくカン・ドンウォンのお顔が美しい2時間♡最後はしっかり泣かせてくれます！

前作同様、ゾンビとの手に汗握る追いかけっこでハラハラドキドキです！ただし今作はゾンビとの闘いだけでは無く、人間の私利私欲の戦いを描いています。特に映画終盤の20分にわたるカーチェイスは超見どころ！車を運転できるとこんなにゾンビから逃げられるのかーと運転免許の必要性を実感する事必至でしょう。（それはさておき）そして主演のカン・ドンウォン様のお顔がひたすら美しい。元軍人の役という事で、アクションも銃裁きもキレッキレです。主人公強すぎでゾンビと戦うには兵役経験が必要なのかーと実感する事必至です。（それもさておき）今作の良いところは、単なるゾンビ映画で終わらせないところ。前作「新感染ファイナルエクスプレス」ではゾンビの怖い描写多めでしたが、今作は少なめ。それよりも登場人物達の葛藤を丁寧に描いています。

軍人だった頃、自身の姉と甥を救えなかった主人公ジョンソク
妻と子を無くし無気力に生きていた義兄
荒廃した半島で子を守ろうと強く生きるミンジョン
希望の無い世界に生まれながら明るく逞しく育つジュニ、ユジン姉妹
助けは来ると信じて外の世界と交信し続ける祖父

彼らと対立し金の入ったトラックを奪おうとしてくる631部隊と呼ばれる荒くれ者達もとことん人間の欲望を表現しきっています。

個人的には、631部隊を束ねるソ大尉が良い味出してたなーと。

表で笑って腹の底では何を考えているかわからない、けどホントはとても弱くて臆病で…という役どころ。どことなく見た目が東海オンエアのてつや君に似ておられます。

自分の欲望丸出しで生きようとする者、他者を欺いて自分だけ助かろうとする者、あの日の後悔を二度としまいと心に誓う者、愛する誰かを守る為自らを犠牲にする者、例えこの世界が絶望に満ちていても家族と共に生きる事を選ぼうとする者ー。様々な人間模様が繰り広げられる中で、この映画のテーマは＜家族＞が浮かび上がってきます。ラストでジュニが言う「私たちが居たこの世界も、悪くなかった」のセリフで感涙必至です。ハラハラドキドキしたい人も、思い切り泣きたい人も、とにかくみんなぜひ一度ご覧あれ…！

カン・ドンウォン様がスクリーンで待っておられます♡