いつ死んでもいいように部屋の掃除をしておくのごとくnoteを綴る
突然何かしらの事故に巻き込まれて僕は死んでしまいます。
家族は遺留品の整理のため僕の借りているアパートにやってきます。
部屋に入ると家族はとても汚い部屋を目撃します。
家族は悲しみにくれながら僕の代わりに部屋を片付けます。
これは僕が想像する限りでは、他のどんなことよりも避けたい由々しき事態で、僕はそれを避けるために部屋の掃除をしています。
もちろん不運な事故死を避けるために、駅のホームでは常に真ん中を歩くようにしているし、散歩の時もいつ車が歩道に入ってきても完璧な受け身が取れるように万全の警戒を行なっています。それでも死ぬリスクはいつでもあるように思います。もしかすると突然心臓が止まってしまうこともあるかもしれません。
なので部屋の掃除は定期的にしています。汚い部屋を見てなんとも言えない感情を家族にさせるのは本当に申し訳ない。
でも逆に言えば僕は部屋の掃除を最低限のレベルでしかしません。なぜなら別に綺麗好きな訳ではないからです。家族が部屋に入った時に「普通の男の子の部屋だなー」と思えるレベルでいいからです。床にものは散らばっていないし部屋の匂いも普通だと思うけど水回りはそんなに綺麗ではありません。毛とかも落ちていると思います。
このnoteも部屋を掃除する時と同じように使用させて頂こうかなと思っています。いつ死んでもいいように自分がいたという証拠をクラウドに残させて頂くためです。家族が見た時に普通の男の子でよかったと思えるような投稿をします。けれでも最低限必要なことしか書きません。頻繁に更新することもありません。細かなところには粗もあると思います。
そんな僕ですがこれからどうぞ宜しくお願いします。
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