[Stonehearth:ACE]イベント-Amberstone(ウサギ人)クエストライン

Stonehearthの二大シナリオのうちの1つ。バニラからの変更はたぶんない。

概要

Amberstoneとは、Stonehearth世界に暮らす種族の一つの名前。直訳すると「琥珀」だが、日本語では見た目から大抵「ウサギ人」と呼ばれていた。
ウサギ人はハースリングと敵対こそしていないが、昔から穴ぐらで隠遁生活を送っていたため、その存在が噂話で語られる程度に留まっていた。

本イベントは、ハースリング(の開拓民)がウサギ人と出会うところから始まり、種族間の友好を深めていく中で、Stonehearth世界の歴史/世界観が明らかになるイベント(の1つ)である。

なおこの記事でイベントテキストのバレを扱うつもりはないが、要約はしてあるので大いにネタバレ注意。

導入イベント

本イベントは、近くの村から錯乱?したハースリングが転がり込んでくるところから始まる。曰く、奇妙な人影が「野菜を盗んだ」らしい。この時点でハースリングたちはウサギ人の存在を知らない。半信半疑で「野菜を表に放置して様子を見る」ことを選択すると、イベントが進行する。
ここでふざけた話として「無視」してしまうとイベントが終了する。でもしばらくするともう一度同じイベントが発生するので大丈夫。(のはず。)

ここで必要になるのは生野菜5個。
農夫への転職が楽なAscなら楽だが、それ以外だと野生の野菜を薬草医を利用して栽培&増殖するのが基本になる。

野菜を用意して表に出すと(納品という形になる)、次の朝にイベント通知が入り、野菜がなくなったことが告げられる。奇妙な……

フードの人との取引

野菜を失ってからしばらくすると、覆面を被った謎の人物が村を訪れる。さらに野菜を分けてほしいらしい。受諾すると納品クエストが発生する。

怪しそうなので断ることも可能。ただしこのクエストは、次の段階に移行するまでに何度か(だいたい5回ぐらい?)こなす必要がある。つまり、この人物はたびたび村に現れて同じ注文をしてくる。

必要なのは生野菜類が5つ。農夫がいれば楽に揃えられる。が、農夫がまだいない場合は、転職を急ぐか、野生の野菜(ニンジン/金色瓢箪/サツマイモ)を増やして育てよう

今回は「取引」なので、納品後に報酬をもらえる。報酬は以下3通りで、クエスト発生時にはどれが報酬に選ばれるかは分からない。

ベリーの茂みを発見

村の近くにベリーブッシュが12本出現する。近くと言っても少し離れた位置になるので、収穫するつもりなら収穫しやすい場所に移設を推奨する
バイオームによらず出現する。ダークムーア以外だと、ベリーを入手する貴重な手段となる。

光る植物を発見

光る植物とはシュガーベルのことで、ベリーと同様、村の近くにシュガーベルが12本出現する。
シュガーベルは元々希少な植物であり、このイベントで初めて手に入ることも多い。

アイテムを入手

要は物々交換。受け取るアイテムは金の破片か強壮剤がほとんど。こちらからは野菜を5個出すだけなので、基本(野菜が豊富であれば)逆鮫だと考えて問題ない。

フードの人の正体

何度も野菜を渡していると、向こうもこちらを"信頼できる人"と見なすようになり、覆面を外して自身がウサギ人であることを明かすイベントが発生する。
彼の名前はサシャ/Sashaといい、今後もイベントでたびたび登場する。

イベントテキストではここでウサギ人の成り立ちを語ってくれるが、記事では省略する。最後に自律したコオロギゴーレムを1体譲ってもらってイベントは終了。
※コオロギは運搬の手伝いをしてくれる便利屋。

そしてここから本格的にハースリングとウサギ人との交流が始まる。

ウサギ人との交流

サシャが正体を明かしてからは、イベントという形でサシャ以外のウサギ人もたびたび村を訪れるようになる。これらのイベントは不定期に、繰り返し何度も発生する。
何か困りごとを抱えてやってくることが多い。開拓村は便利屋か何かだと思われてるフシがある。
全てのクエストで、報酬としてそれなりに高価なアイテムを貰える。

たかり

ウサギ人と敵対しているオークたち(レッドキルン)の襲撃により家屋が破壊されるらしい。ドアを新しくこしらえるか、けが人用の治療薬を作ることで解決できる。
見捨てることも可能

  • ドアを作って解決する場合
    木のドア(木工lv1:丸太x1)

  • 治療薬を作って解決する場合
    小さな治療薬(薬草医lv1:癒しのハーブx1)
    小型の包帯(薬草医lv4:糸x2、芳醇なハーブx2)

負傷したウサギ

敵対するコボルドに追われてウサギ人が逃げ込んでくる。コボルドを撃退するか、治療薬を渡して解決できる。もちろん見捨てることもできる……

撃退を選んだ場合、オオカミ&コボルドの混成部隊の襲撃を受ける。特に強敵のいない編成だが、コボルドは弓兵なので距離を取りながら戦う、つまり少し決着に時間がかかりやすい。
このイベントではピースフルでも容赦なく襲撃を受ける。安心しきって戦闘員を用意してない場合は、選択肢に気を付けよう!オオカミはまだしも、コボルドは警戒モードだけで倒すのは難しい。

  • 治療薬を作って解決する場合
    小さな治療薬(薬草医lv1:癒しのハーブx1)
    小型の包帯(薬草医lv4:糸x2、芳醇なハーブx2)

クリスタルの充填

ウサギ人たちの力の源であるという「チャージングストーン」を充填してほしいというお願い。チャージングストーンは適当な場所に「設置」するだけで勝手に充填が始まる。100%充填するまでにゲーム内2日ほど必要。
イベントテキストでも説明されるが、夜中もチャージングストーンを出しっぱなしにしておくと、石の周りにオオカミが湧くことがある(毎夜ではない)。あまり強くない相手だし、倒し切る戦力があれば放置しても何も問題はないが、上のイベントと同じく、ピースフルでも湧くことには充分注意。

派遣

特定の職業を数日間、ウサギ人の村に貸してほしいと要請される。その職業を誰か1人送り出せばいいだけなので達成は簡単。ただし村を開けている間は当然村の仕事ができない。急ぎのクラフトなどは片付けてから派遣しよう。または臨時で誰か転職させるのもアリ
送り出す職業は、職人の他に罠師とかいた気がする。仕事が多い薬草医を派遣すると大変だろうなあ

エアブルームの珍味

下記「エアブルーム」の作り方を教えてもらってから追加されるクエスト。エアブルームの繊維のほうを分けてほしいらしい。農夫で栽培していれば簡単に集まるはず。
地味に、赤い実はウサギ人にとっては不味いらしいことが語られる。

ウサギ人の知識

これは単発のイベントで、それぞれでウサギ人の知識を分けてもらえる。ウサギ人の依頼(上記の反復クエスト)を何回もこなしていると発生するが、詳しい条件は不明
ウサギ人の頼み事をこなすのは、これらを教えてもらうためだと言っても過言ではない。

得られるレシピはどこにどうまとめるか考え中

エアブルーム

ウサギ人に伝わる「エアブルーム」という植物の栽培方法を教えてもらえる。前提クエストなどはなく、「教えてもらう」選択肢を選ぶとすぐに覚える。農夫がエアブルームそのものの作り方を学べるのと共に、エアブルームを使った料理、薬などのレシピが同時にアンロックされる。

エアブルームの実は食材として利用できるのと、茎が繊維として利用できる。つまり一枚の畑から食材と繊維を両取りできる作物。繊維のほうは上記の通りウサギ人に分けてあげるイベントクエストが発生するが、ウサギ人のほうはハッキリ言ってこれ目当てで栽培法を教えている節がある。

職人の知識

ウサギ人の伝統の石細工と編み物細工を教えてもらえる。教わるためにウサギ人から直伝する必要があるらしく、石工と織工を両方いっぺんに派遣しないといけない。織工は中間素材を作り続けているかもしれない。余分に在庫を作ってから派遣するなど工夫したい

教えてもらえるレシピは、「切石の」または「編んだ」が付いた家具・装飾品となる。

ウサギ人の入植者

ハースリングの村に住みたいウサギ人がいるらしい……彼らのために住居を用意してあげれば、すぐにでもやって来るそうな。クエストを引き受けると、住居に必要なエナジーストーンを1つだけ置いていってくれる。(クリスタルの充填イベントで語られた通り、ウサギ人はエナジーストーンの近くでないと生きられないという設定)

住居に必要なのはベッド2つ、その近くにエナジーストーンを置いて、それからベッドの上に屋根(洞窟でもいい)。そしてベッド周りのアピールを高めれば完成。
アピールの目安としては、木工の金粉家具シリーズぐらい。「凝った快適なベッド」が作れるなら、(周りに余計な物がなければ)それとエナジーストーンだけで達成できる。

住居の条件を達成できれば、2人のウサギ人が入植してくる。ウサギ人は、労働者でなければLV5で入植してくるので、育成の手間が省ける。
また同時にウサギ人との交易も開始できるようになる。ウサギの商人はExclusive Merchant として実装されており、対応する商業施設を設置することで町に商人がやって来る。

  • アンバーストーン一族の露店(石工lv4:石x8、織布の反物x1、布の束x2、糸x1)

商業の仕組みについて詳しくはこちら▼

風水師

ウサギ人イベントの一つの到達点。歴史の中で断絶した(とされている)風水術を教えてもらえるイベント。特定のMODがなければ、このイベントで初めて風水師の転職アイテムを入手できる。

久しぶりにサシャが現れる。このときテキストで風水術の歴史が語られるが記事では省略。クエストの内容は、「入植者を誰か一人派遣」するだけ。派遣期間は3、4日で少し長い。いなくなっても困らないような誰かを派遣しよう

期間終了後、派遣した人が風水師になって帰ってくる。
このとき「ハースバッドのプランター」を同時に貰える。風水師のクラフトには、このハースバッド/Hearthbudという特殊な植物から採れるハースエッセンスが不可欠となる。
ハースバッドの種は他の料理や薬などの材料にすることもできる。それらのレシピが同時にアンロックされる。

最後の闘い

Titan。この世界の地下で眠りについていた災いの化身。ウサギ人クエストの最後はTitanとの戦いで幕を閉める。戦いの詳細省略。
イベントの数が多い分、レッドキルン側よりも発生時期は遅い(ピースフル除く)。

戦い方はレッドキルン側と大して変わりないが、ウサギ人側では一定時間ごとに「水晶の大弩」によりTitan本体に大ダメージを与えられるので少し楽。

Titanを無事撃破すると、しばしのお祝いの後、ウサギ人が一人仲間に加わる。このウサギ人は風水師であることがあり(確定なのか未確認)、先のクエストとあわせて2人の風水師(の杖)が手に入る。


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