[Stonehearth:ACE]イベント-旅行者

そういやこんなシステムもあったような……
と、気にしない人はもちろん、長くゲームやってる人でも半分忘れてるかもしれないような空気システム、旅行者(訪問客)について。

使い道はあるんだけどね、呼ばなくても進行には困らないし、呼ぶとしても能動的に指示しないと呼べないっていうのが空気化に拍車をかけてると思う

呼び込む方法

Stonehearthで作った開拓村には、旅行者を呼び込むことができる。
ゲーム内での旅行者とは、下のほうでもう少し詳しく解説するが、基本的には特に何もしない中立NPCである。というのも彼らはプレイヤーの町に旅行に来ているわけではない旅人(原文=Traveller)だからだ。いや、そういう奇特な方も中にはいらっしゃるかもしれないが……おそらく目的地は他にあり、その途中にある我らが開拓村に寝床を借りに来ているだけだろう。そも自分が仮に観光客の立場だとして、開拓中の村をわざわざ観光しに行こうって思うか?村民からしてもそんな手合いは邪魔なだけだわ

かなり話が逸れたが、旅行者を村に呼び込む方法としては、とどのつまりは寝床に空きがある(から素泊まりだけならできる)ことを示してやればよいのだ。具体的には、ベッドを1つでもいいので旅行者用にアサインすると、訪問客が町に来るようになる。

▲ベッドを旅行者にアサインするための選択場所。

旅行者の意義

旅行者を町に呼ぶと何が起きるのか。

上で旅行者は「特に何もしない」と書いたが、それはゲーム上で意味のあることをほとんどしないという意味だ。要するに旅行者は基本的にただ町をウロウロするだけなのだ……
細かく挙げると、以下のような行動をする。

  • ベッドで寝る

  • イスで休憩する

  • 装飾品を鑑賞する

  • 買い物をする

  • (去り際)お礼を置いていく

上から3つは特に意味のない行動。
旅行者は村人の作業の邪魔をすることはほとんどない(逆に手伝ってくれることもない…)のだが、その中でたびたび「イスに座る」点には時に注意が必要。イスをあまり置いてないと、旅行者にイスを占有されたせいでイスで食事ができないハースリングが生まれやすい。旅行者を呼ぶと決めたら、できればその分のイスも用意しておこう。
装飾品に関しては、単純にアピールの高い設置物の周りに旅行者が群がりやすくなる。いわばそこが町の観光スポットと言っていい。再序盤から作れるものの中では、大理石の像が(時間は掛かるが)コストも少なくオススメ。観光スポットが少ない町では相対的にイスに座る時間が長くなりがちなので、上記の問題が起きやすくなる。

買い物に関して、多少は意味のあることだし事前準備が必要だったりするので少し詳しく書いておく。

旅行者との取引

まず旅行者は行商ではないので売り物を持ってきているわけではない。こちらから何かを売り付けるのが基本になる。そのために必要な設備がいくつかあり、そのどれかを設置すると取引の準備ができるようになる。

必要設備

まずは「市場取引棚」類。作り方は▼

  • 背の低い市場取引棚(木工lv2:丸太x1、布x1)

  • 市場取引棚(木工lv4:丸太x4、布x2)

  • 背の低い市場取引棚(陶工lv2:成型粘土x2、布x1)

  • 市場取引棚(陶工lv4:成型粘土x5、布x2)

  • 背の低い市場取引棚(石工lv2:石x1、布x1)

  • 市場取引棚(石工lv4:石x4、布x2)

市場取引棚は、作ってそのまま設置すればOK。

もう一つは「カウンター」類。作り方の一例は▼

  • 木のカウンター(中間)(木工lv2:丸太x1)

  • 木のカウンター(角)(木工lv2:丸太x1)

  • 陶器のカウンター(中間)(陶工lv2:成型粘土x1)

  • 陶器のカウンター(角)(陶工lv2:成型粘土x1)

  • 石のカウンター(中間)(石工lv2:石x1)

  • 石のカウンター(角)(石工lv2:石x1)

※バー(バーカウンターのこと)シリーズは見た目似てるけど別物。間違えないように。

カウンターはそのままだと優先ストレージの一種で、物を売るにはもう一手間が必要。カウンターには布を掛けるコマンドがあり、それを使うと労働者が布類を1つ持ってきてカウンターを飾り付けてくれる。そうしたカウンターはストレージ機能の代わりに、市場取引棚と同等の機能を獲得する。
なお品物の容量はカウンターの「形」によって異なるほか、形によってはこの機能を持たないものもある。

▲カウンターに布を掛けるコマンド。
画像の(中間)では売り物容量を1つにするか4つにするか選ぶことができる。
この容量はカウンターの形によって変わる。

品物設定

これらの設備を設置してクリックすると、棚に置くアイテム=旅行者に売り付けたいアイテムを選べるようになる。このアイテムの意味合いとしては村のおみやげ、特産品、ゴミ処分、布教用アイテム……まあなんでもいいです。

▲品物設定画面。選択できるのは1つの設備につき1種類のみ。
▲品物を並べたカウンター

品物に設定したアイテムは各設備に運搬されたあと、旅行者が勝手に買い取ってくれる。つまりカウンターや棚は無人販売所みたいなイメージだ。
何がどれだけ売れたか詳細は表示されないが、売れたときには\チャリン/と音が鳴る。

便利な設備

旅行者との商売の助けになる「カウンターデスク」という設備が存在する。設置すると周りのカウンターや取引棚に並べた品物の売価が増加する。作り方はこちら▼

  • 木のカウンターデスク(木工lv4:丸太x2、ハーブx2、繊維x2、羽x1)

  • 陶器のカウンターデスク(陶工lv4:成型粘土x3、ハーブx2、繊維x2、羽x1)

  • 石のカウンターデスク(石工lv4:石x2、ハーブx2、繊維x2、羽x1)

なお売価は割合で増加するため、多少なり単価が出る品物でないと効果は薄い。

旅行者からの評価

町をあてもなくウロウロしたり買い物したりする旅行者だが、彼らも町を見て回る中で実は彼らなりに町を評価している。実際どんな評価をしているかプレイヤーからは分からないが。心情も設定されてないもんだから。

さてその評価の指標となるものが1つある。それは旅行者が町を去るときに置いていくアイテムだ。泊めてもらったお礼と解釈していいと思う。
このアイテムは基本的にランダムだが、どうも町に対する評価が高いほど良い(≒高額な)アイテムになりやすいらしい。逆に評価が低いと何もくれずに去っていくことが増える。
何をくれるかは最後まで分からないが、クラフトできないアイテムとかも入手できるチャンスではある。福引き感覚で旅行者にアイテムをねだるプレイも面白い……かもしれない??

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