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なぜやるのか?

わたしは、「WHY」を大切にしている。「なんのために、なぜやるのか。」はとても大事。何をやるのか?よりも、何のために、なぜやるのか?を自分に問うている。今回はクラウドファンディングをなぜやるのか?を少し書いてみたいと思う。

今回のクラウドファンディングにもいろいろなご意見がある。そんなに支援したいなら、無償で講座をやったらいいのでは?という声もある。それも一理あると思うし、私自身は講座を無料で提供する。

しかし、講師となっていただくみなさんには講師料はお支払いしたいし、彼らの事業やビジネス、キャリアを支援することも今回のプロジェクトでは同時に満たしたいのだ。

私自身も経営者コーチングを生業にしているが、東京のクライアントと熱海のクライアントでは価格が違う。熱海のクライアントは1/5で提供している。所得や事業構造を考えると、どのくらいコーチングに投資できるのかがわかるからだ。講師業も同じ。

だからこそ、教える側の成長や稼げるようにすることももう1つの大事なテーマである。

支援したいなら、飲食店は無料にすべき!とは言われない。
しかし、支援したいなら講座は無料にすべきと言う人はいる。
飲食店は仕入れをする(材料費)必要があるので、赤字にならないためにも無料にしろとは言わないですよね。
しかし、講師とかカウンセラーなど相談業務って仕入れが見えない。コストがかかっていないように見えるから、講座を提供することが赤字になるイメージにない。

しかし、講師やカウンセラーはその講座を1つ作るために、人の話を丁寧に聞くために、さまざまなトレーニングを受けたり、学び続けるというコストを時間もお金もかけている。なので、無料で提供すると私たちも赤字なのだ。

こういう構造を変えたい気持ちもあり、まずはご支援いただいたお金を使わせていただきながら、その価値をちゃんと顧客、地域に伝えていきたいと思っている。

フリーキャリアカウンセラーになった2007年、相談に乗ってお金を取るなんて!と言われたことも多々あります。レストランでお金をもらって、そんなことを言われることはおそらくないですよね。

だからこそ、価値を感じてもらい、対価をもらうことに拘ってきました。今回のクラファンでは、若者たちの受講料は1回無料とさせていただき、企業に講座の効果を感じてもらい人材育成に投資してもらいたいという思いがあります。

これが正しいやり方かはわかりませんし、もっといいやり方はあるかも知れない。しかし、今のわたしにはこのやり方がBestと思って取り組んでいます。

お金が集まらなかったら、違うやり方があったのかも知れないなと反省したいと思いますし、集まったら、きちんとお金を還元できる仕組みをつくり、自律できる循環を生み出したいと思います。

そのために、今回はクラウドファンディングと言う手法をとっております。この両輪、プロ人材の事業成長の加速と、熱海で働く従業員の方の学ぶ機会をClubHUBlicでは促進していきたいと思っています。

まだまだがんばります!


2021.7.3の熱海伊豆山の災害により、コロナ禍であることも含め、熱海で働く若者たちの環境はより悪化していきます。そんな若者の自律支援にいただいたお金は使わせていただきます!いつもサポートありがとうございます!