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母親になれなかった私

一度目の結婚がうまくいかず、子どもをつくらなかった。

二度目の結婚はだいぶ高齢になっていてこれから妊活と思った矢先にがんになり、子宮全摘。大腸なのに子宮も取らねばならない状況だった。

泣いた。
夫に申し訳なかったし、ただ現実が悲しくて、ただひたすら泣いた。

子どもは大好きだ。
私よりさらに、夫も子ども大好きなので、口には出さなかったけれど、彼のショックも計り知れない。

養子という方法もあるだろうけれど、私はがんサバイバーで、まだ長生きできるかわからない中で、無責任に養子は迎えられない。

母親になれなかった私だけれど、子どもみたいにかわいい若い子たちがCLUBに集まっている。自分の子どもがいたらこのくらいの年齢でもおかしくないよなぁと、もはや母親目線。

だからこそ、干渉し過ぎてはいけない。
彼らの自律のためには、彼ら自身がどうしたいのか、寄り添いたい。

親のようで、親ではない。
でもね、時に母親みたいな気持ちにさせてもらえて、幸せなんだよね。

社会的子育てだと思ってる。
毒親にならないように、見守り寄り添って育む子育てを心がけたいな。

母親になれなかった私だけれど、母親みたいな気持ち(わからないけれど)にさせてくれる、若いメンバーたちに心から感謝。

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