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熱海商工会議所同期会の先生をしてきました

下記のリンクの記事が第一回目のときの記事です。わたしは第二期のみなさんから関わり始めていますが、趣旨などはこちらの記事をご参考に。

今回は、4社16名の方、そして商議所の若手職員さんの17名にご参加いただきました。宿泊業の会社中心に設備会社、防災設備会社の社員さんでした。

もともと熱海という土地柄もあり、他都市からの移住者も多いですし、職種柄、休みもシフト制でなかなか熱海の街中に友達関係が築きにくいこと、そもそも一つの企業に入社する人数が少ない点などから、「熱海」に「入社」した同期として同期会を開催していますが、毎年、参加してくださる方もいます。(28歳くらいの方は参加できるらしく)

私が講師をして今年で3年目。前期と後期に1回ずつ講師を変えてやっておられるのですが、わたしは毎回後期。キャリア研修として1年の振り返りと次の1年の目標づくりを行っています。

1年目は初めてで感覚を掴みながらであり、去年は人数が少なかったのと自分も抗がん剤途中だった時期ということもあり、あっという間に終わってしまった感じでしたが、今年は3回目にして自分自身も「こうしたい」という思いがよりクリアであった点と、受講生がコロナ禍という特別な1年を経て、自分自身と向き合おうという熱量も感じ、ものすごく集中した3時間になりました。

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今年はハイブリッドで画面越しに2名が参加してくださっていて、途中機器のトラブルで回線が途切れるなどバタバタした瞬間もありますが、商議所に入社したての若者の活躍でなんとか終わることができました。

自己紹介で今の不安などもお聞きしましたが、仕事のやり方が変わってしまいその変化についていくのに必死であったり、顧客が減ったことによる不安や、自粛→GOTOバブル→自粛と、世の中に振り回されてしまっていて気持ちがついていけなかったり、なかなかの大変な状況だったと思います。

しかし、話をしていくうちに、この状況から何を学ぶのか?を自分なりにつかんでいく彼らの話からものすごく希望を感じ、このように自分の言葉で自分の考えや気持ちを話す機会は大事だなと思いました。

やはり同世代と会話する機会が少ない、上司は30歳年上みたいなことが多く、なかなか自分の気持ちを話しづらいんですよね。

最後に私からのメッセージとしては、これからの時代を生きていくのはみなさん自身ですし、未来をつくる担当はみなさん。我々世代にその正解はないし、一緒につくっていかなければならない。だから大人の言うことは話半分に自分の頭で考えて自分の考えを持って前に進んでほしいこと、とはいえ自由は相互承認なので、自分の考えも他人の考えも大事にしようというメッセージを伝えて終わりました。

去年から引き続き来てくれている受講生の成長にびっくりするくらいで、しかも去年、わたしとした会話も覚えてくれていて、「本を読み始めました!」と言ってくれたときは、すごく嬉しかったなぁ。

また来年もよろしくお願いします!と言ってくれる子もいて、この場に対する期待も大きいなと感じました。熱海商議所の同期会というこの企画、とてもいいなと思っていてもっといろんな事業者さんが参加してくれると熱海全体を盛り上げていく若い力を見つけられるのになーなんて思ったり。

わたしたち大人にできることは彼らがやりたいこと、持っている知識や知恵、お金を投資すること、未来に希望が持てるように私自身もチャレンジし続けること、とにかく彼らを邪魔しないことだなといつも思っています。

心から応援しています!若者よ、大志をいだけ!
また来年会いましょう!

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