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「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに、テクノロジーを活用して「基礎学力」の習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指しています。 https://corp.atama.plus/

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    atama plusの日々の情報やプロダクト開発について、メンバーが執筆した記事をまとめています。

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最近の記事

2023年 atama plusのプロダクトチームが穴があくほど読んだ本たち

atama plusは、「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」というミッションを掲げ、教育事業を通して新しい社会をつくることに邁進しております。 そんな会社にいる人たちは、勉強や読書好きな人が多く、2023年にもたくさんの本を読んでいます。 このnoteでは、atama plusのプロダクトチームが2023年に読んだ思い入れのある本、読書会を開催した本をメンバーのコメントつきで紹介します。 2023年に読んだ思い入れのある本まずは個々人が読んで思い入れがあると回答してく

    • 第14回 学習効率の実態 曜日編

      はじめに第13回のレポートでは学習効率について教科ごとに調査し、数学は学習効率が低下しやすく、社会は低下しにくい傾向を明らかにした。 読者の方々から、学習効率について曜日別に興味があるというお声をお聞きし、今回は学習効率について曜日に焦点を当てて調査をしていく。 学習効率に関する実態atama+では、学習の到達度に加えて、学習時間、学習日数、取り組んでいる教材などの学習プロセスを把握することができる。 この仕組みを生かし、2022年度にatama+で学習した中学生と高校生

      • 第13回学習効率の実態 教科別の学習効率編

        はじめに第12回のレポートでは学習効率について調査し、1日の学習時間が長くなるにつれて、学習効率は低下することを明らかにした。 読者の方々から、学習効率について教科別に興味があるというお声をお聞きし、今回は学習効率について教科に焦点を当てて調査をしていく。 学習効率に関する実態atama+では、学習の到達度に加えて、学習時間、学習日数、取り組んでいる教材などの学習プロセスを把握することができる。 この仕組みを生かし、2021年度にatama+で学習した中学1年生~中学3年

        • 第12回学習効率の実態 1日の学習時間編

          はじめに第11回のレポートでは、学習効率について調査し、同じ学習時間ならば、1日にまとめて学習するよりも、複数日に分けてこまめに学習する生徒の方が学習効率が高いことが示唆された。 読者の方々から、学習効率と1日あたり学習時間について興味があるというお声をお聞きし、今回は1日の学習時間に焦点を当てて調査をしていく。 学習効率に関する実態atama+では、学習の到達度に加えて、学習時間、学習日数、取り組んでいる教材などの学習プロセスを把握することができる。 この仕組みを生かし

        2023年 atama plusのプロダクトチームが穴があくほど読んだ本たち

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        記事

          第11回学習効率の実態 学習頻度編

          はじめに第8回の記事では、学習姿勢に関する実態を調査し、「不正解時に解説をしっかり読んでいる」など学習姿勢がよい生徒ほど、演習で正答を積み重ねている傾向があることを明らかにした。 読者の方々から、学習効率の良い生徒はどのような学習をしているのかについて興味があるという声をお聞きし、今回のレポートでは、学習の頻度に焦点を当てて調査をしていく。 学習効率に関する実態atama+では、学習の到達度に加えて、学習時間、学習日数、取り組んでいる教材などの学習プロセスを把握することがで

          第11回学習効率の実態 学習頻度編

          第10回高校生が抱える”つまずき” 理科編

          はじめに以前の記事では、数学におけるつまずきについて調査し、高校1年生の3人に2人が中学以前の範囲につまずきを抱えていることを明らかにした。 読者の方々から、同様に他の教科についても中学以前の範囲のつまずきについて関心があるというお声を頂き、今回は理科を取り上げる。 高校理科を学習する上では、中学範囲の理科および、数学が身についていることが重要だ。 例えば物理で力学を学習する際は、中学範囲の『力の合成と分解』の理解はもちろんのこと、計算過程では中学数学の『連立方程式』が

          第10回高校生が抱える”つまずき” 理科編

          第9回学習データで探る生徒の実態“もっと先に、もっと深く進むことができる” 中学生 理科編

          はじめに第2回の記事では、中学数学においてもっと先に、もっと深く学習できる生徒の実態について調査し、約9人に1人の生徒が自身の学年より上の学年で学習する内容を習得していることを明らかにした。 読者の方から、同様に他の教科についても上の学年で習う内容を学習している生徒について関心があるというお声を頂き、今回は理科を取り上げる。 学校ごとに進度や習う単元の順序が異なる中で、一人ひとりにあった指導に悩まれる指導者も多いのではないだろうか。 理科の先取りの実態従来の模試や学力調

          第9回学習データで探る生徒の実態“もっと先に、もっと深く進むことができる” 中学生 理科編

          第8回 学習姿勢に関する実態 中学&高校生編

          はじめに前回の記事では、講義動画の視聴に関する実態を調査した。 読者の方々から、生徒のタイプや、学習状況に応じた講義学習の方法があることについて共感のお声を頂くとともに、「間違えた問題の解説を読むなど、適切な学習姿勢を身に着けてもらいたい」「学習姿勢の大切さを説得力をもって伝えることが難しい」というお声を頂いた。 日々の指導において、学習内容はもちろんのこと、生徒自身がどのように勉強するかという学習姿勢も重視される指導者も多いと思われる。 そこで今回はより良い学習姿勢を

          第8回 学習姿勢に関する実態 中学&高校生編

          第7回 講義動画視聴の実態 高校数学編

          はじめに前回の記事では、英単語について定着にかかる時間とそのばらつきについて調査した。 読者の方々から、学習の入り口となる講義について「一人ひとり理解度が違う中でどれくらいの進度で講義するか悩ましい」「生徒も分からないところを何度も聞くのはためらいがあるのではないか」というお声をいただいた。 日々分かりやすく教えることを大切にしながらも、一人ひとりの理解に合わせて講義をしていくことに難しさを感じる指導者も多いのではないだろうか。 そこでより良い指導を考えるために、ata

          第7回 講義動画視聴の実態 高校数学編

          第6回 単語を覚えるまでの時間は3倍の開き! 英単語の習得に関する実態

          はじめに前回の記事では、中学社会について覚えたことをどれくらいのペースで忘れてしまうのかについて明らかにした。 読者の方々から、同じく暗記が重要な英単語について「英単語を覚えきれる生徒と覚えきれない生徒がいる」「どのくらい学習すると良いのか、伝え方に迷っている」というお声をいただいた。 英単語の指導を考えるうえで、まずは定着までにかかる時間と、生徒による時間のばらつきを明らかにしたい。 英単語の定着に関する実態atama+の英単語学習では一人ひとりの理解度をAIが診断し

          第6回 単語を覚えるまでの時間は3倍の開き! 英単語の習得に関する実態

          第5回 1週間後も覚えているのは約半分!忘却の実態 中学社会編

          はじめに過去のレポートでは、前学年までのつまずきや習得にかかる時間のばらつきについて学習データを基に明らかにした。 レポートに対しての感想をお伺いする中で、読者の方々から、「一度覚えたことでも時間が経つと忘れてしまう」「どれだけ、どのように復習をすればよいか悩ましい」というお声をいただいた。 限られた時間で生徒の理解度に合わせた指導を追求する中で、未習範囲の授業と既に学習した範囲の復習のバランスに悩まれる指導者も多いのではないだろうか。 忘却についての実態復習の重要性を

          第5回 1週間後も覚えているのは約半分!忘却の実態 中学社会編

          第4回 学習データで探る生徒の実態「高校生が抱える“つまずき” 数学編」

          過去の記事への反響第1回の記事では、中学生の4人に3人が前学年以前の数学の単元につまずきを抱えていること、学年が上がるにつれてその割合が大きくなっていくことを学習データを基に示した。 読者の方々から、中学生の実態に加えて、「高校生についても実態を知りたい」というお声を頂いた。 高校数学においても、前学年の学習内容につまずく生徒に悩んだ経験がある方も多いのではないだろうか。 例えば、高校数学の「数学I」では「数と式」を扱うことになるが、その中には式の展開や因数分解が含まれ

          第4回 学習データで探る生徒の実態「高校生が抱える“つまずき” 数学編」

          第3回 習得にかかる時間には5倍の開き! “習得時間のばらつき” 英語編

          過去の記事への反響直近2回の記事では、数学と算数において “つまずきを抱えている生徒”、“先に進むことができる生徒” の両方の存在を学習データを基に示した。 読者の方々から、「生徒の理解度が異なる中で、決められたカリキュラムを一律に進めなければならな いことに悩んでいる」といった感想を頂いた。 多くの生徒により良い授業を届けていきたいと日々奮闘する中で、同様の悩みを抱える指導者も多い のではないだろうか。 生徒一人ひとり異なる、習得にかかる時間今回は、ある単元を習得す

          第3回 習得にかかる時間には5倍の開き! “習得時間のばらつき” 英語編

          第2回 学習データで探る生徒の実態 ”もっと先に、もっと深く進むことができる” 中学生 数学編

          前回のテーマ「中学生が抱える“つまずき” 数学編」への反響前回は、中学生の4人に3人が前学年以前の数学の単元につまずきを抱えていること、学年が上がるにつれてその割合が大きくなっていくことを学習データを基に示した。 読者の方々から「共感した」「数値で聞くことでより実感できた」といった感想をいただいた。一方で、「もっと先の内容や、もっと深い内容に進むことができる生徒への指導について悩んでいる」というお声もいただいた。つまずきを抱えた生徒への寄り添いも課題としてある中で、もっと先

          第2回 学習データで探る生徒の実態 ”もっと先に、もっと深く進むことができる” 中学生 数学編

          第1回 学習データで探る生徒の実態「中学生が抱える “つまずき” 数学編」

          EdTechの普及により注目される「習得主義」新型コロナウイルス感染拡大によって、1人1台のデジタル端末を配布する「GIGAスクール構想」が前倒しとなった。これにより、教育現場でEdTechの活用が加速し、個別最適化された学びが進むと期待されている。そうした変化の中で、教育の専門家の間では「習得主義」という考え方が注目されている。 日本の教育現場では、学年ごとに計画されたカリキュラムに沿って授業を行い、履修することを目的とする「履修主義」という考え方が広く取り入れられてきた

          第1回 学習データで探る生徒の実態「中学生が抱える “つまずき” 数学編」

          子どもが「宿題やりたくない」と言ったら?子を伸ばす親の“応え方”ーメンタルトレーニングを専門にするスポーツドクター辻秀一先生に聞くー【後編】

          誰かと比べることなく、ありのままの自分の中に幸せを見つける。そんな「自己存在感」を持てると、大人も子どもも自分らしく強くしなやかに生きられるといいます。 前回に引き続き自己存在感について解説してくださるのは、スポーツドクターで産業医の辻 秀一先生。独自メソッドで多くのアスリートやビジネスパーソンのメンタルトレーニングに携わってきた経験から、子どもの力を引き出す「声かけ」の心得も提案しています。 今回は子どもの自己存在感を育むために、親ができることについて聞きました。 “

          子どもが「宿題やりたくない」と言ったら?子を伸ばす親の“応え方”ーメンタルトレーニングを専門にするスポーツドクター辻秀一先生に聞くー【後編】